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発達障害の理解

来週ももう一度SASさんにお邪魔してお話をします。第2回の今回は「学校における発達障害の理解」をテーマとします。発達障害、この言葉がマスコミにも使われて言葉としての理解は数年でかなり進みましたが、

、「子育て支援」や「特別支援」という言葉は便利だけれど、いったい何が支援なのか、じっくり考える機会がない方も多いのではないでしょうか?

特別支援は「気になる子がよりよい学校生活を送れるようきめの細かい対応を学校でも考える」というような言葉に置き換えるとはっきりしてくるし、できることと、できないことが見えてきます。知的に遅れを伴わない自閉として「広汎性発達障害」の生徒と出会うことはよくあります。それほど珍しいことではないと言ったらいいでしょうか。中学では学習内容が複雑化、抽象化するようになり、小学校で目立たなかった困難を生徒が感じたり、クラスでの生徒同士の違和感が目立ってくることがどうしても増えます。

学習障害を伴って現れてくるとはっきりと学級での学習が困難になりますので、そうした場合、取り出しを含めた対応が検討されることになります。しかし、集団で難しいから個人的に指導するといっても、家庭教師のような個別授業を考えておられる保護者が多くて、誤解をとくのは大変です。学習に困難がある、その原因となることについての発達を促すのが取り出しです。例えば図形の位置関係を理解するのが苦手だとわかったら、それをわかるところまで戻ってじっくりやります。三角関数を一人で教わるということではありません。

私自身保護者の立場から考えると、遅れた教科についていく補習は、家庭でするものではないかと思います。学校でできることには限りがあります。学校は塾を進める立場にないですから、家庭で本人にあった方法で塾なり家庭教師なり考えるべきです。

自分自身の経験でいうと、一対一の学習がベストで、しかも一番の理解者は母親ですから険悪にならなければ家庭学習がベストかもしれません。適当な教材をもらうために、個別式の塾などもよいかもしれません。

もともと苦手なことが大きく目立って、それが問題となってくるのがこの生徒たちの特徴なので、苦手なことを避けたい一心ですから、それをどう学習する姿勢に結びつけたらよいかを学校と家庭で話し合うような関わりがもてると、生徒は飛躍的に成長します。

「入り口の細い瓶」という例えを使ってます。口は細くても容量の大きさは誰にもわからないところが彼らの面白いところでもあるので、教師冥利につきると言うこともできます。口の狭い瓶に水を入れるとき、蛇口で一気にいれるとまったく入りません。どうしたら効率的に入れられるのか、それを工夫することが特別支援だと思います。

家庭での関わり方について、お困りの方はお声かけください。

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コメント

蛇足ですが、遊びが学習にどう結び付くかについて。
一人遊びでブロックはなかなか素晴らしいですよ。小学生になってもレゴで遊んでいた息子は中学の立方体の展開図の問題に即答しました。「頭のなかで立方体がパラパラっと広がる」そうです。絵では見えない図の裏側を想像し、回して見ることができるんですね。
ブロックで遊んだから、と自覚してます。
自由に遊ばせてやって下さいね。

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