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ファシリテーションおさらい

今日は暑い中、アトリエプシケーに参加いただきありがとうございました。毎回盛況でそれぞれに意見を出し合うにしては人数も限界かなという感じでしたが、それでも皆さん集中いただき、忌憚ない考えを次々を発言くださいました。

ああした10名以上の話し合いで全員が参加できるということ事体、相当難しいことだと思います。たいてい二つ三つに話題が分かれて勝手におしゃべりになってしまうのですが、皆さんしっかりと聞いてくださいました。

ファシリテーションに対しての基本的構えとして、「私に今ここでできること」という姿勢を持つことが大切だとお話しました。それは必ずしもひっぱることではないし、仕切ることでもないということでした。(そう誤解されがちです。)もくもくと片づけをする人や全体の流れに乗っていくような発言が司会者を助けることになり、それも立派なファシリテーションであるということに気がついていただいたようです。

そうすると、

不要な人などない、ということになります。すべての人に役割があり、私たちは知らず知らずに自分の役割を果たしているということになるのです。

ファシリテーションとリーダーシップもまた少し違うので、次回はLMの中などでいろいろな役割をとってみる実習などをしてみると面白いかもしれませんね。

なっきーがふぁすのアトリエで「カウンセリング的態度をとることがほとんどない」ということは皆さんにとって少しショックだったかもしれません。私がアトリエでお会いする場合、相談者ではないので、カウンセリング的聞き方というのは失礼にあたると考えています。学びに来ている人に対しては、できるだけの吸収をして欲しいと願うのでコンサルテーションという態度になります。

また「受容・傾聴」的態度はカウンセリングの超基本であって、そればかりで問題解決することも少ないとお伝えしました。最近は相談者が何を悩んでいるのか、的を絞っていくような方法が中心です。「あなたは苦しいのですね。それを一緒に解決できるといいですね。」と整理していくと、あとは答えは相談者が自分で悟るということが多いです。そしてそれも一種のファシリテーションですよね。相手の気づきを促すという点においては。

時々子どものことで相談をしていると子どもサイドよりも相談者の中の葛藤が原因であることに気づく場合がありますが、その際も単純に指摘するよりも、「なぜ苦しいのでしょうね。お子さんのどんな行動が気になりますか?」と次第にシェイプアップしていくうちに、相談者が自分の問題であることに自分で気づかれることが多いです。これはファシリテーション+焦点化ということです。なっきーがアトリエで突っ込みを入れること事体、そこには意図があるのです。なっきーと美香さんが鋭い突っ込みあいしていて驚いた方もみえるかもしれませんので、お詫びと誤解なきよう申し添えますが、終了後「問題ない?」と声をかけたなっきーに「いやあ、避けられてるかもと思っていたけど・・・」それから二人で「避けられてるかも、知れない予感」(工藤静香、年齢ばればれ)と一緒に歌っていたと報告しておきます。どうぞご安心くださいませ。子どもの頃にとうに失ったと思う「率直な」関係あってのコアスタッフなのです。ちょっと初めての人が驚くから今後はゲームを控えようという反省が出ました。

アトリエというよりフォーラムという感じでという前置きをしたため、本音のぶつけ合いも出ました。話自体はファシリテーションから少し外れましたが、そういう話の出現にも意味があります。

つまり、綺麗ごとや、外面の良さに対する反体制という姿勢も実はふぁすのアトリエの味ですので絵本フォーラムと同じに形よく納めようとしない点が特徴かもしれません。これも常々「格好良く」を仕込まれてきた人にとっては違和感かもしれません。「不幸な子供」をあえて提示し「ラブ&ピースに対するアンチテーゼ」とバルタンに言わしめたふぁす精神です。それは相談現場を持つふぁすコアがたびたび目にする、人生の不条理さや残酷さの現実を下敷きに予防として活動しているからです。

我々はときどきこの言葉をかみ締めます。-心の闇の淵を覗く者は心するがよい。淵の底からもまた覗いている者がいて、引きずり込もうとしていることを。-ニーチェ「ツェラトストラはかく語りき」

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コメント

 昨日は、ありがとうございました
悩みが出来て色々考えていくと原因は自分にあることが多くて、また悩み・・・
やっぱり、このマイナス思考のせいみたいです。
私は変わりたい。
 ファスの中には手本にしたい人が何人もいます。
ただの人間観察で終わることなく、いい所拾って、
まねして、ぶれない自分になりたな。

 

またまた。
先生とMさんとのやり取りの最後に、
先生が嫌な事あってもファスつづけられる
のは、どうしてだと思う?
のつづきを、聞きたくて。
教えてください

繊細でやさしい山さんがどきどきしてみえたらどうしようと心配だったので安心しました。私は山さんの優しさは宝物だと思いますよ。ぜひ大事にしてくださいね。
たぶん「本物」が見えてくると思います。そうすると「偽者」に騙されなくなるでしょう。それがぶれなくなる時だと思います。ふぁすには、多少不器用でも本物でありたいと願う人が集まるので、居心地が良いのでしょうね。
今の世の中偽者が多すぎるの。

「世間にはふぁすを誤解する人がいて、知識に偏っている、頭でっかちだという批判もあるだろう。でも私は平気で続けられるのは、なぜだと思う?」というのが私の発問でしたね。

その答えも同じです。自分のやっていることを、良く知らない人に間違った評価をされても、何も傷つきません。それは「本物」だから。何が本物って、ふぁすには、私が自分を信じられないときにも私を信じてくれる仲間がいました。つまり「友情」が本物なの。その仲間がコアです。私は自分よりもコアを信じます。そのコアが安心していられる場所、本物の場所をつくるためなら、なんにも知らない人に何を言われたって関係ないでしょう?
「自己愛」と「対象愛」という言葉をキーワードにこの考えをまた深めていきましょう。

一言で言ってもきっと薄っぺらになってしまうので、あいまいな答えになってごめんなさい。たびたびキーワードを出すのですが、その答えを山さんが発掘して欲しいので。

星の王子様のキツネ「大事なことはね。目には見えないんだよ。」

>ドキドキしてましたよ。
でも、一言一言がどうして言っているのかわかったので、やっぱりなっきーはすごいなと見てました。
 私はみかさんの様にみんなの前で自分の事を、
言うことが出来ない。

世の中偽者が多いだから、本物を見る力をつけないと、とMが言いました。
 言葉は、信用できないとあれほど思ったのに
こんどはネット詐欺にぜんぜん成長してない
人間てなんなんだろう

Mについてなっきーに聞いてから
私は前進している
ありがとなっきー

 
 
 

三歩進んで二歩下がる・・・って言うじゃありませんか。
私の失敗なんか恥ずかしすぎてここに書ききれませんよ。またいつか機会があったら・・・聞いてください。

「誰にもいえない恥ずかしい話も、一つ残らず笑って言えそうよ。いいよね今夜は、久しぶりに会った。とりあえず飲んで天使の休息」-「天使の休息」久松史奈

飲みた~い!!

ファシリテーションの枠を超えて、2時間濃い話に参加できて有意義でした。
精神衛生のときの話で「自分のチャンネルを多く持つ」というのがありました。それと少し似てるかなとも思いました。
いろんな活動・グループに参加してみて、失敗したり、不発だったり、楽しく過ごせたり、自分と違うタイプの人と会ったりして、ファシリテーターとしての自分のチャンネルを少しづつ豊かにしていけるんじゃないかな。
自分のチャンネルが多いと合わせやすくなって、結果自分が楽になれるような気がします。
と、いうわけで今日図書館で関連本を借りてきました。また感想を書かせてもらいます☆

コア独特のダークなユーモアが時々混ざるのでびっくりなさるかもしれませんが、何しろ気質が「海賊」ですのでご容赦を。
ファシリテーションやエンカウンターについては、国分先生のシリーズがたくさん出されていて分りやすいのですが、私が使っているのは、「人間関係トレーニング」-津村俊充・山口真人/ナカニシヤ出版です。もし手に入ればご参考ください。

本の情報ありがとうございました
わたしが見つけた本は「人やまちが元気になるファシリテーター入門講座 17日で学ぶスキルとマインド」(ちょん せいこ著)です。
そのなかの「私のファシリテーター度10のチェック」に「自分の強みや弱みを知り、キャラクターを活かしている」という項目がありました。
いろいろできなきゃダメなのかな、と少し気負ってたりもしてたので、ちょっと気が楽になりました。
もちろん、いろいろな役割ができたに越したことはないんですけど
今年度の公民館のサークル発表会のことなど、決めたり、まとめたりしなくてはいけないので、まずは環境づくりから、いろいろ参考にしていきたいです☆

そのうち機会を見つけて「ロールプレイング」やってみましょう。テレビゲームの話じゃないよ(爆
普段の自分と違う役割を演じてみると、また違う物が見えてくるのが面白いよ。
9月からもがんばろう!

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