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「黒い雨」を読む

今日は明日のスマイルぷち夏祭りの準備会でにぎやかに集まりました。初対面のような子ども達がわいわいとにぎやかに準備しているのを見て、とても嬉しく、この取り組みが半分成功したことをすでに感じでいます。

でも時は集中力を欠く暑い時期。場所は思わず走りたくなる広いホール。とにかく怪我がないよう気をつけて進めたいと気持ちを引き締めています。楽しんでいただけたら何よりです。スタッフ一同お待ちしています。

さて昨日は自分の家でも準備に追われて、夜パパさんが出勤してしまってから、広島の原爆記念日だったと思い出しました。

春休みに家族野宿ツアーで広島を訪れたときから身近なとても重いものになっていました。夏休みの読書感想文の図書として娘が買った「黒い雨」、娘・息子・自分の順で読む予定でしたが、原爆の落ちた日(本当に暑い時期だったのですよね。改めてその壮絶さを想像します)に読むことの意味深さを考えて、夜遅くまでかかって読破しました。子どもの頃、「原爆の子」「ガラスの兎」は読みましたが、実は怖くて読まずじまいだった「黒い雨」

近い将来、本当に起きなければいいが・・・という恐怖。それから当時の日本の人々はとても正義や道徳を重んじて死者や被災者への配慮や被災者同士の誇りのような尊敬すべき姿がたくさん見られましたが、もし今の自分たちにこんな形でなくて天災でも大きな異変が起きたとき、これほど秩序を保てるのだろうかと自信がなくなりました。

夏休み、子どもたちの世話に追われるのに忙しいからこそ、ふと大人の自分に立ち戻り、個人として考える時間が大切だと改めて思いましたが、あまりにショックが大きくて、サリュで忙しい翌日の予定がわかっていても、なかなか寝付かれません。日常に埋没して大切なことを忘れてしまいそうな自分自身こそこんな恐ろしい道具を作ってしまう種類の人間であることを忘れてはならないと感じます。

黒い雨 (新潮文庫)

買ったきっかけ:
子どもの読書感想用

感想:
今の私達ならば、これほど秩序と誇りをもって生き抜くことができるのか不安。

おすすめポイント:
投下直後から終戦までの現実的な移り変わりと、心理的な変化が面白く、編みこまれるようにかなり後になった「現在」も抱えている原爆症の影の恐怖。とにかく読んで。

黒い雨 (新潮文庫)

著者:井伏 鱒二

黒い雨 (新潮文庫)

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