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和を以って貴しと為す

いきなりですが、結構聖徳太子が好きです。子どもの名前にも入っているくらいです。「隠された十字架」(梅原猛)から始まって、太子論にはたいてい目を通すようにしています。

隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)

法隆寺ではもちろん瓦を一枚ですが寄進し、太子町の太子の墓にも行ったことがあります。(野宿ツアーで昨年GWに出かけてその足で

出雲大社に行ったというクレイジーなエピソードも)

背景には娘時代に読んだ山岸涼子の「日出処の天子」の影響もかなりあります。ウィトゲンシュタインといい、聖徳太子といい、ちょっと変っているために誤解されやすい奴という人物を見るとつい肩入れしたくなってしまうのは、それがライフワークだからでしょうか。

結局今もSCの仕事では、マイノリティの代弁者になって、世間の「勝ち組」を相手に論破することが多いようです。

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

うつ病の患者のがんばりが足りないとか、発達障害児には忍耐がないなどと言われるとついむきになってしまう、自分の悪いところです。そんな時にはきっと専門家風を吹かす嫌な奴にみえるかもしれません。でもいいんです。私はマイノリティの味方でいたいから。

和をもって貴しと為す・・・聖徳太子は天皇家でありながら、「上下関係だけではなく、みんなで仲良く意見を出し合って、人の意見を聞こうよ」と言いました。また「家柄だけではなく実力で仕事をしようよ」と言いました。(十七条の憲法)

厩で生まれたエピソードはちょうど入ってきた景教(ネストリウス派キリスト教)の影響とも言われます。最近では朝鮮半島からの亡命王族とのうわさも。(だから10人の言葉(10ヶ国語)を理解したとかしないとか)

私には孤独で繊細な「厩戸皇子」。ちょっと残忍な漫画のイメージが強いけど、漫画では実母が息子の力に恐れを感じて、それを厩戸が察して傷ついたからという、葛藤が描かれていますが、これも現代の高機能自閉症児の母子の複雑な心境に通ずるものが・・・

太子が仏教思想と政策の間の矛盾に苦しんだという話も、ボランティア活動を企画運営するとき、調和と規律の板ばさみになって、本当にわかります。「和」は大和言葉(やまとことば)ですが、フランス語にすると concorde(コンコルド)ですよ。あのコンコルド、コンコルド広場のコンコルド。意味は「調和」です。同じ価値観が納得でしょ。ふぁすにもちゃんとつながるんです。

って、すでに自分がその「わかってもらいにくい奴」になっていてすみません。

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