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代理ミュンヒハウゼン症候群って?

子どもの病気を悪くして一生懸命看護をする・・・これを「代理ミュンヒハウゼン症候群」と言います。そんな病気あるわけない!とまあ、健康な方は考えるのですが、病的までいかなくても子どもの看病をすると生きがいを感じてしまう・・・という人はみえるかもしれません。その充実感や周りの賞賛が欲しくてついつい子どもの健康を損ねてしまう、とても恐ろしいことなのに自分がやっていることに気がつかないのですね。もちろんだから精神疾患なのですが。

実はこうして会や面接を永くやっていると、母親本人が意図していないながらに、「大きな約束やイベントがあると必ず子どもが病気になる」というタイプの人に出会います。不登校などでも子どもがその気になっているのに、いまいち話が前向きに進まないなあとよく聞いていくと、一番肩を押すべきところで子どもを恐れさせるようなことを言っている母親がいるものなのです。もちろんその母親は意識のうえでは子どもの登校を願い健康を願っているに違いないのですが・・・。

どうしてそんなことが起きるか、考えてみましょうか。それは、母親が成熟していないために、子どもと一緒に過ごすことを無意識に進めてしまう、つまり子どもに依存している状態なのです。または大きなイベントなどを前に母親自身が緊張や不安に耐えられず、子どもの具合が悪くなることで自分を正当化しつつ、その緊張から逃れているということになるのです。もちろん、今の季節などはそんなことは関係なく感染してしまう季節ですから、現在療養中の方は驚かないでくださいね。

小学校を不登校で過ごし、心機一転入学式に出席した子が翌日から不登校に・・・親は「どうせ明日から行けっこない」と言ったというのです。また別の小学生の不登校児は面接のなかで「お母さんが心配だから行けない」と言いました。

これも一種の「代理ミュンヒハウゼン症候群」ですよね。子どもを精神的に追い詰めて自分のそばに置いておこうとしてしまうのですから。不登校が減らない理由の中には、こんな「家族の病的依存」が背景にあるケースがあるのです。本人はそんな家族しか知らないのですから、家に閉じ込められていても虐待されているという認識は持てません。しかし学校にも行かず家に閉じこもって、その子の将来はどうなるのでしょう。家族はそれを考えることがないのでしょうか。時々怖くなるのです。

さて、自分がそんな子どもへの依存に陥っていないか、時々冷静に見つめてみてください。大きなイベントの前こそ、本当に成熟した親ならば「さりげなく」元気つけることをしているはずです。「私は自分が不安になって子どもに言ってないかしら?」と振り返ってみてください。

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コメント

最近もニュースで母親が腐った水を点滴に混入して入院中の3歳?だったかの女の子を死亡させた事件がありましたね。捜査したらその前に生まれた二人の子供も同じように次々に死亡させた可能性があり、ミュンハウゼン症候群の名前があがってました。ご主人も献身的に子供の世話をする妻の様子に事件が信じられない様子でした。周りの人が気づいて止めてあげられるといいのに・・・。

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