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メタ認知

ママゼミでお話している子どもの能力のなかで、自分を客観的に捉える力を「メタ認知」と呼んでいます。今日はこの「メタ認知」についておしゃべりしましょう。

家庭でのしつけがとても几帳面で朝からきちんと髪をとかす子もいますが、たいていの小学生だったら言わなければ髪を気にしたり、顔もきちんと洗わないというお子さんは多いと思います。それは子どもにとって、他人から髪が跳ねていることがおかしいと思われるかどうか、ということに関心がないからです。あまりに地域性が堅苦しくて「ご近所の目」が気になる親に口やかましく育てられた子がまいってしまうほど、特別な事情がない限り、親が細かく言わなければ子どもは自分が周りからどう見られているか、気にしないものです。

そういう力が何時ごろつくかというと、女子では早い子は高学年くらいからお洋服や髪型にこだわり始めることに気づきます。男子ではどうかすると高校生くらいにならないと意識できない子もいます。好きな人ができて、その人からどう見られているか気になるのがメタ認知の芽生えかもしれませんね。

この力はふぁすでよくお話する脳のかなり次元の高い「自意識」をつかさどるパートが成熟してこないと身につかないわけです。でも中にはことさら他人の視線に気づきにくい子もいます。程度によりけりですが、周りが困るほどマイペースになってくると、それは障害の部類に入ってきます。知的な遅れがないのに自閉的・・・と言われる子どもたちのことを、こんな風に理解していただくとわかりやすいかもしれませんね。脳が成熟するまでに、少しずつ回りとの関わりを意識するように接すると、大人になる頃にはそれなりに社会生活が営めるようになるでしょう。

あまりに偏りが大きな子は相談にいくことを薦めますが、子どもの発達には周りの働きかけが必要な部分と、もって生まれた発達の時期というものと、その子その子の偏りの大きさの3つの要素が絡み合っているということをご理解いただけたかと思います。

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