無料ブログはココログ

イベント情報

図書紹介

  • 図解でわかる心理学のすべて

« プロジェクト・アフター・プロジェクト | トップページ | わいわいキャンプⅣ-予告編- »

おとな社会のいじめ・・・誹謗中傷

新型インフルエンザの影響は全国的になってきました。学校関係での感染者が出ると、そこへ誹謗中傷が殺到することが起きています。

今日はこの「誹謗中傷」について考えてみたいと思います。

前にこのブログで書いたように、人は自分の名前や顔が見えなくなるような群集の中では日ごろ言えない本音や毒を吐いてしまうようです。社会心理学でいう「没個性化」という現象ですが、これは「周りや身内を気にする」日本人には特に強く見られる傾向。本音を抑えて生活している分、顔が見えないところではそれを発散してしまうのでしょう。

きちんと名乗って「お宅の指導方法は間違っています。」と意見をいうならともかく、電話やファックスで脅迫めいたことをいったり、一方的に罵倒するような表現はとても幼稚ですし、その人自身によほど余裕がないのでしょうね。

じつは、これはおとな世界のいじめです。過失を取り上げてここぞとばかりに叩く、はっきり名乗らず嫌がらせをする。学校内のいじめに対して、自分の子が受けていると思う保護者がいらだつ気持ちはよくわかりますが、簡単になくせない理由が、これなのです。この手のいじめは群集心理から起きているので群集そのものを解体しなければ止められません。学校ならばグループやクラス、部活動といったある程度のグループが把握できるので、そのグループの一人ひとりに自分の取っている行動をじっくり考えさせ、自分の言葉で発言させる「責任」の意識を持たせることが大切です。

おとな社会のいじめはどうなのでしょう?日本中のどこの誰ともわからない群集相手ではなす術がありません。これを受ける当該部署の方はご苦労をなさっているでしょう。日本人自体の姿勢がこんな群集のなかでしか自己表現できないうちは、ミニチュア社会の学校でもいじめは決してなくならないと思えてしまいます。

私たち一人ひとりが、自分の取っている行動に自信と責任をもってやっているのか、時々考えてみる必要がありますね。子どもを育てている人はなおさらです。自分の行動を子どもは見てまねています。ご近所のこと(自分から見たら相手が悪いと思っても)いつも陰口言い合っていたら、やっぱり子どもは真似します。他人を批判する前に、自分自身をいつも振り返る人が増えたら、今よりずっと住みよい国になっていくと思うのですが、どうでしょうか。

« プロジェクト・アフター・プロジェクト | トップページ | わいわいキャンプⅣ-予告編- »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: おとな社会のいじめ・・・誹謗中傷:

« プロジェクト・アフター・プロジェクト | トップページ | わいわいキャンプⅣ-予告編- »