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学校がおもしろくない?

さていじめが問題となる場合もあります。これはちょっとやそっとでは解決できない場合もあるので、まずは、いじめが激化する理由として、学校が厳しくなって荒れる子がでるという点を先に考えます。

平成24年度から教育内容に改定があり、そこまでは移行期間とするということが決まりました。現場では今年からさっそく内容を詰めて教えようとするムードがあります。

私は教育学者ではないので詳しいことは言えないのですが、相談現場の内容の変化から見て、こんなことが言えると思います。厳しい学歴偏差の学校教育で戦後の学校では荒れる生徒やいじめなどで事件や自殺が増えていました。予備校化した詰め込み教育に批判が出た頃少年による恐ろしい(それも常識の理解を超えた)事件が急増しました。10数年前のことです。スクールカウンセラー制度はその危機を打開するために設置されました。荒れた子よりも「普通」の格好の子どもの中に不安を感じるようになってきました。不登校の生徒についても、反発すらできず引きこもってしまう子どもの増加を物語っています。そこでゆとり教育で一人ひとりの個性をのばし学力以外の力=生きる力をつけよう、という展開になりました。ご存知の通り、これは公立学校の指導力低下が起きて保護者は私立・進学塾で子どもに教育を促進するグループと、そうした余裕がない子の唯一の居場所となった公立学校という二極化を生んでしまいました。

心はいっこうに育たず、学力だけを詰め込まれる子どものグループと、学力さえも詰め込んでもらえず放置される子のグループができてしまっただけだったのです。

これは誰の責任なんでしょうか?

学校は基本的には勉強を教えるところです。学力が下がったと批判されれば本来の仕事を優先させて当然です。では、心の教育は?・・・・これは本来家庭ですることです。それを勘違いしている親がとても多い。もちろんいつもふぁすのアトリエで言うとおり、集団という学校の中で効果があがる心の教育もあるのですが、「あいさつをしよう」とか「ごみを拾おう」という基本的な姿勢は小学校にあがるまでに家庭で身につけているべきことではないでしょうか?

小学校で座っていられない(小1プロブレム)子どもに、まずしつけから始めていたのでは教師に負担がかかって仕方ありません。しつけは学校よりも家庭や地域でするべきだと、言われるようになり、社会教育の立場も明確になってきました。そこで学校教育の本来の職務として学力向上が出てきたのですが、どうなのでしょう?地域は最近熱心に取り組み始めましたが、家庭ではどうなんでしょう?子どもたちは働くことを尊び、目上の人を敬い、みんなのために動くことを格好いいと思ってそだっているのでしょうか?心は育っているのでしょうか?

急に厳しくなった学校が「面白くない」のは当然のこと。面白い授業を学校も努力するでしょうが、学校は勉強をしにいくところだという本来の目的を子どもが持ってそれを意欲的にしなければ面白くなくて当然です。学校へ行く意味を考えさせ、意欲を持たせるのも親の責務だということになります。

昨日の日記で触れた、「うちの息子」の例も同じです。親子の対話が不足していると反省しています。学ぶことの意味をこれからしっかり考えていこうと思います。たぶん、本人にやる気が出ても、意味を見出せない子どもたちがストレスとなっていじめや授業妨害を始めるでしょう。それを「面白くない」と表現する場合もありますので、本当によく聞いてやらなければなりません。

いじめについても元気のあるとき、またお伝えします。

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コメント

昨日、高校のPTA総会に出席しました。思っていたより出席者も多く内容も濃いものでした。

ただ一つ違和感を感じたのは、マナーに関して生指の先生が親に注意を促した時です。
登下校中に物を食べそのゴミをポイ捨てする生徒が多く、近所から苦情が相次いでいます。という話の例として、カップラーメンを食べた子が汁の残った容器を箸もいれたまま通学路の家の門に置いていったということを話したとき、多くの親から笑い声があがったのです。その行為もさることながらそれを笑って聞く親の心理も理解できず、とても情けない憤りを感じました。先生も温和に、ここでは笑い話になるかもしれませんが置かれた家の方は、どう思われますか?と問いかけていましたが、はっきり笑い事ではありませんよ、高校生になってそんな事ができないのは親の躾がなってないんですよ。と言えばいいのにと思いました。

勉強面での二極化、社会の常識の二極化。そして正しい方の声が小さくなって不登校児が増えるという事態にはなって欲しくないですね。

今の時代、勉強や躾は、各家庭によって本当に二極化していて不幸にも親に恵まれなかった子どもはかわいそうだなと思います。昔なら学校で厳しく悪いことをしたら先生が叱ってくれましたが、今は保護者の苦情が怖くて気を使いながら先生も注意しているのでしょう。親にはなおさら注意すらできないのかな~

私が行っている小学校では、野外での活動中、遊具で遊んでいる生徒を厳しく叱っている先生を見ました。少し前までは放置されていた子たちが、学校の厳しい躾を受けられるようになってきたのは良いことなんでしょうね。
娘の中学校でも耐震工事機関に代理舎屋として大学の施設を借りる際、近隣の生徒の自転車通学を許可するが、万一中学生としての品位を汚すことがあれば即中止にしますと、保護者会の席で言い渡していました。娘の学校では全般に教育熱心なので、そうした対応をよしとする校風があります。色々な保護者に理解して受け入れられるか、それ次第というところがあり、なかなか一挙に解決しない問題ですね。

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