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いじめを考える・・昨日の続き

世の中の子どもの親に調査したら、「自分の子がいじめにあったことがある」と答える人は8割を越えるのではないかと想像する。そして、「自分の子がいじめたことがある」と答える人は3割に満たないのではないかと。

いじめの被害者ばかりで加害者なんかどこにもいない・・・そんな現象が日本の特徴だ。よく洋画では、泥をつけられたりロッカーに閉じ込められたりと、被害者と加害者がはっきりしていて、たいていいじめをする奴は「がらの悪い奴」と決まっているので、日本でも自分の子がそんな子たちにいじめられていると妄想する親も多いかもしれないが、残念ながら日本のいじめはそういうのは少ない。それならはっきりと止めることができるのだ。

背後からつぶやく、顔と顔を見合わせて視線を送る、落書きで悪口を書く・・・最近特に多いのがこうした「証拠不十分型」のいじめだ。いじめと呼べるかどうかもわからないような意地悪を延々と続ける。そうとう図太い神経の持ち主でも、参ってくるだろうと想像する。

教師に言ってもなかなか取り合ってもらえない。あたかも「思い過ごし」のようなしかしはっきりと「お前に居場所はないぞ」というメッセージを、その子たちは受け取っている。これは昔ながらの日本の「村八分」的いじめだ。そういう嫌なめに会いたくなければ、グループになびけ、というプレッシャーだ。

だが、そのグループの規範が、実ははっきりせず、誰かをはずすことで結束を保っているようなメンバーなのだ。「一緒に悪口を言わなければ自分がはずされる」戦々恐々とした思いで不本意ながら悪口を言い、仲間はずれをしている子がほとんどかもしれない。親としても家の子がはずされて不登校になったら困るからと、毅然とした態度が取りにくくなる。

思い余って相談に来る子には、勇気を褒め称え、「あなたはいじめをする側になりたいですか?」と尋ねる。もちろんNO.「じゃあ、グループに入っていなくたっていいんですよ。一人で本を読んでいたって構わないの。はずされているわけじゃないんだから。」・・・友達と一緒にいない子は「友達もできない(悪い)子」だと思い込んできた子は驚いている。他人を中傷するような友達を友達だと思うかと順に整理をしていくと、「そんな友達を本当の友達とは思わないけど、教室で一人でいるのは嫌だ。」という葛藤が見えてきます。

「一人でいることに自信がない」・・・実は群れる日本人の弱さがここにあるのです。群れることが安心なグループ・・・これが「没個性化」された集団を作っているのです。集団に埋没することで責任を回避し、そこに居場所を作ろうとする、それしか生きていけないほとんどの大人と子ども・・・。考えてみていただけませんか。それで良いのかどうか。もうすこし続けましょう。

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