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人を育てる上で大切なこと

蒸し暑くなってきましたね。あちこちで雷雨・・・梅雨らしいといえばそうですが、子どもたちの機嫌が悪くて、洗濯の心配も・・・主婦の憂鬱な季節です。明日はプシケーの「なんちゃってスピリチュアル」で気分転換いいですね。

さて、先週土曜日は鈴鹿市文化会館で開催された「三重県母親大会」の分科会に招待いただき、子どものための教育というテーマの分科会に助言者として出席しました。なみいる熱意ある女性陣、私など足元にも及ばぬような「母・女性・人」としての偉大な先輩方ばかりの中で、何を助言するのかしらと思いながらの参加でしたが、「いまどきの子どもの心がわからない」という不安で、何か答えを求め、自分にできることはないのかという熱い思いでおられる方ばかりなんだと感心しました。

できることを要求して、変えられることは変えていこうという積極的なお母さん達の気持ちはとても心強いものがあります。25名ほどの分科会参加者のうち、結局自分の家族のことなどで困ってみえるというよりは、孫の子育てにタッチする立場上、現代の子どもの問題を理解しておきたいとか、近所・親戚の困っている人にどう関わったら良いのか・・・という質問がほとんどでした。それぞれに、「私の考えは間違ってますか?」と確認に来られたという印象。

サリュやアトリエでお会いするママさんたちによく似た「一生懸命」なお母さんがいる家庭には大きな問題は起きてこないんだと、私自身が自信を深めました。同席の道家先生は現役の中学校教師、初めてお目にかかった先生ですが、SCでであったらすぐに息が合いそうな素敵な人柄で、やはり「昔と違うことは、教師も親も一人で抱えないこと。いろんな人に関わってもらうことで子どもは成長するんだから。」と仰るので、私も全く同感の発言をしました。

ともすると「ここを変えたら」「これを直せば」と直接目に見える現象を改善することに目が向きがちですが、人の成長は永い時間と関係の積み重ねでしか作り上げられないということを知っていると、箱(建物や制度)を改善する働きかけよりも、一人ひとりの考え方を啓蒙することが大事だということに気づかれると思います。最終的に分科会で申し合わせしたかったことは、おそらく、「複雑化した現代の子育て現場に、より家庭・学校・地域のつながりを育み、暖かい関わりのもてる社会を作るよう働きかけよう」ということだと思います。

熱い参加者の方々はSCの制度を整備して相談しやすい環境を作ってもらおうと発言いただきました。私の参加を通して、SCに理解をいただき、気軽に学校へ足を運んでいただくことになればという気持ちでしたので、とても有難いと思いましたが、私のような「準ずるもの」はともかく、臨床心理士や精神科医の日当は高額で、なかなか希望するような配置にには至らないだろうと思います。

いつもお話するように、天才カウンセラーが一人いても年間20人を救うことはできません。それよりも優しい近所のおばさんの声かけや、暖かい先生の一言は100人の子どもを救います。キーパーソンとなる人材育成に、私のようなSCからエッセンスを聞いて自信を深めてもらい、おおいに活躍してもらうことが大切で、結果的にSCが不要となる世の中がくれば、その費用を他に有効に使うことができます。

みんなでごみを拾えば、ごみ収集車を買うお金は要らない・・・というとわかりやすいかな。

たくさんの熱意に初めは弾き飛ばされそうな勢いでしたが、「対策や制度ではない!人の成長には何が必要かを話し合いなさい。」という仙女のようなおばあさんの発言の意味を私たちはじっくりと考える必要があると気づき、私も大変勉強になりました。

いろんな世代があつまる大会は価値観やセンスが微妙に違うので、一度に話を進めるのは難しいとも発見しました。ふぁすのアトリエはサリュと年代層のバリエーションを増やしているのは、方法として正解だと思います。大事な時間をより有効に学びに使っていきましょう。

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