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社会教育と家庭教育

先週は三重県の社会教育委員の会議に出席しました。社会教育と生涯学習という言葉の意味の違いなどを含めて、国が考えていることを理解して、三重県としては社会教育をどう進めていくのかを話し合う会議です。

平成18年に昭和22年の施行以来始めての教育基本法の見直しが行われ、「目的」「目標」に告ぐ第3条で「国民一人一人が自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことができる社会の実現が図られなければならない。」

これがその条文です。この法律によって、生涯学習は「学校」「社会」「その他(家庭など)」の場面すべてで起きる学習の場の総合した場面と明確に定義つけられ、社会教育は学校と並び、その一部(場面)と明確になりました。

それだけではなく、第十条に「家庭教育」という項目が設けられ、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。」

とはっきり書かれるようになりました。家庭も重要な教育の一場面を担い、組織的といいにくいけれども、そこには「意図的」教育が行われる責任が発生しているということです。人の親となるにはその責任が発生しているということを自覚する仕組みを作っていけば虐待やネグレクトはおきにくくなるかもしれませんし、行政は体制作りしっかりとバックアップしなければならない、と謳われているのです。ふぁすでママゼミに参加した方はみな、親として子どもを心身ともに関係の中で育てていく重みを感じ、関係自体を楽しむために工夫することを学びます。

社会教育委員として、ふぁすの代表として、また一人の家庭の保護者として、この意味をじっくり考える必要があるのだと考えながら会議に出席していました。社会のニーズに合わせて法律も作られていくものなんですね。私たち一人ひとりがその流れのなかで生きているということを考えなくてはいけません。

ふぁすで取り組んでいることは「家庭教育」と「社会教育」の両方に重なる部分です。家庭教育を担う保護者の学びの場を提供するという社会教育なのですから。ふぁすのコアの皆さんも、会員としてアトリエやセミナーに参加される皆さんも、一人ひとりが時代に求められる役割を果たそうとして努力しているという誇りをもってくださいね。

個人的には、県内でのこの分野の推進を図るには、やはり一つの組織が必要じゃないかと考えてました。そう、まさに「家庭教育研究センター」が。ふぁすの取り組みを全県レベルでやればいいのにという気持ちです。

地区地区ではマイノリティなちょっとまじめで意欲的な元気な保護者、流行に流されない世間とはややずれた?と自信を失いがちなふぁすママ・パパさんは、実は地域のリーダーとしての資質を持ち合わせた有望な人材。公共性や全体とのバランス、流れを生み出すような時代にあった上手なファシリテーションを身に付けてさえもらえば、迷える親子をどれだけ励ませることでしょう。

ふぁすの歩みには終わりはないんだなあと、久々に大きな使命を感じて帰ってきました。

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