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一人立ちの予感

0:05大宮行きの深夜バスで息子は一人出発しました。帰りの足のために最寄の高速バス停ではなく近鉄四日市駅まで送った私は、息子を見送って帰途に。家を買って四日市から鈴鹿に移り住んでからも3人の子は四日市の幼稚園にお世話になったので、繰り返し繰り返し通った道を深夜一人走ります。一生続くかと思った、子どもたち中心の生活がもう終わりに近づいているのだと思うと、さびしい疲れた気持ちになりました。なんだかどっと老けたような。

少し前に書いたとおり、私は子ども苦手派。苦手どころか「嫌い派」といって憚らないタイプでした。子どもは秩序がなく自己中心的でずるく意地悪・・・「私は子どもが嫌いです!」というあの歌のように子どもの美しさなんか信じないタイプでした。残酷ですもの。

そんな幼児を人間に育て上げていくことが親となる過程なのだといつしかあきらめさえ持って生活した10年が過ぎてきて、(お勉強はできないなりに)とりあえず自分の身の回りと、それから少しは他人のために働こうという考えられる人間に育ってくれた息子を、頼もしく嬉しく思って送り出します。バスに乗る6時間前、彼は富士山のチアーズキャンプにエルダーとして参加し、15人の鈴鹿の子どもたちを無事連れ帰ることに使命感を燃やして帰着したばかりでした。同級生は炎天下甲子園目指して白球を追いかけてますが、青春はそれぞれです。懸命に取り組むことがある子は幸せです。

発熱騒ぎ、いじめ、けんか・・・無事故で帰れて本当にほっとしたようでした。普通ならここで朝までばったり寝てしまうのですが、憧れの大学の見学会は明日しかありません。今度は自分の未来のために動かなくてはならないのです。都内を乗り継ぎ見物を兼ねて大学見学。受験じゃないから気楽とは言え、おのぼりさん大丈夫かな。

でもいつかはこんな日がくるんだな。家に帰るまで気が張っていた末っ子も、長兄が東京に行くことや高校野球の応援が入りそうで後のキャンプをキャンセルしたら一人では自信がなくて大泣きしてました。お兄ちゃん頼りなんだなあ。でもいつかは自立しなきゃね。

要領が悪く、人の話を聞いてないタイプのとても心配な長男でしたが、旅行が好きで冒険が好きで、自分を有利にする細工は下手だけど人のために体を動かすことをいとわない人格を身に付けました。あとは自分で自分の未来を切り開いてくれという願いばかりです。

子どもを育てるのは人格を育てること。一人ひとり違う資質を持った子を、その子にベストな人生のきっかけを開くこと・・・上の子にしてあげられることはもうあまりなさそうです。下の二人がまだいるので、頑張らなければ。

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コメント

読みながら自分の息子と重なって涙ぐんでしまいました。うちの子も本当に不器用で頼りないけれど、いつも前向き。困っている人にさっと手を差し伸べることのできる子に育ってきています。
子供を育てるのは、人格を育てること。
このことば、心に染みました。

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