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愛は無限ですが―兄弟について―

今日は発達心理のなかから兄弟について少し考えてみます。新書などで「兄弟の心理」「一人っ子の心理」などシリーズででているのを見かけた方もみえるかと思います。だいぶ前になりますが、私も一通り読んでみました。第一子は慎重派が多いということを裏づけるような実験があったことなどを記憶しています。

一人っ子と兄弟のいる子、それも二人兄弟と三人兄弟では当然生活体験が違います。一人っ子は大人との生活が多いのでおとなびている反面親のサービスを過剰に受けやすいという特徴と兄弟のいる子の特徴をくらべてみたりすると、たくさんの親御さんと話をしているといくつかの特徴はやはりあたっているように思います。

さて物が豊かな現代日本で、相談が多いのは兄弟がいる方です。なっきー家もご存知三人の子どもがいます。主人の兄も三人の子育てをしているのでお正月などはかなりにぎやかでした。赤ちゃん大好きな義姉は赤ちゃんが抱きたいために三人産んだような人で、「愛情は3倍よ」と笑ってましたが、なっきーは密かに「でも一人にかけてあげられるお金と時間はどうしても3分の1になるなあ。」と思っていました。

跡取りとして経済的に心配のない兄一家はどの子にもたっぷりお金をかけてあげられてうらやんでいる次男夫婦。実際三人の子に同じようにお金と時間をかけてあげようと思うと本当に大変です。今でもだから古典的な家督主義に陥って長男だけが進学するというような家庭の考えは多いと思います。

末っ子夫婦のなっきー家はどうしても関心が第一子に注がれる自然な状態を敢えて冷静に捉えようとしています。下の子はどうしてもペットになりがちなのも気をつけています。親が公平だと思っていても子どもサイドがどう受け止めているかをよく確認するようにしています。

昨日の岐阜自然教室体験でのエピソードですが、今回は一番上は行きませんでしたが、中の娘が習い事の関係で早退するため迎えに行きました。出かける前には末っ子は「一緒に車で帰る」と言っていたのですが、現地では友達と遊ぶことが楽しくて「みんなとバスで帰る」と言い出しました。親としては一緒に帰ってくれなければ迎えが二度手間です。でも体験を増やす方向に子どもが動いている時、親の都合でそれを打ち切ってしまうと、苦い経験として残ったり「どうせ自分なんか」というひがみの気持ちが強くなることを心配したので息子の希望を聞き入れ、結局またバスの帰着点に足を運びました。

親の体力もお金と時間と同じ兄弟の数倍必要だと覚悟したほうが良さそうです。ただし富士山キャンプのように、兄弟が一緒だと互いにかなり心強いようなので、仲良く三人で助け合うよう育って欲しいと願います。そのためにも第一子ばかり大事にしないこと。第一子は親の期待が重くて親を恨み自由な兄弟を妬みますし、下の兄弟は親の愛情不足を恨み、第一子を競争相手とみなします。仲良くどの子も大事に育てられるかどうかは、親の体力次第ということになります。

時々本当に身体がしんどい時もあります。どの子のためにも動くよう夫との協力も欠かせません。それが夫婦をも成長させていると思うのです。

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