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思春期の統合失調

統合失調症は体質×ストレスと申しました。精神医学のデータでは100人に一人の確率と言います。私は中学校に勤務しているので学年に一人学校で数人はこの体質を持っていると考えています。
人と取っつきにくく自分の世界を持っているような、そうかといって回りの空気読めないタイプではなくひっそりと毎日を過ごしているような子です。あまりに厳格だったりストレスの多い家庭環境では発症しますが、通常は特に問題ありません。ただ元々友達を求めないのでいじめなど自分の周りにあるだけでも学校が怖くなって不登校になりやすい、繊細な生徒です。
こんな子は学年に数人いるのではないでしょうか。
家族も教師も、無理に仲間に入れようとしないで、その子自身が居心地よい世界をできるだけ外とつながって持てるよう配慮すれば、かなり独創的な美術センスなど能力を伸ばしていけるのです。
少人数の別室登校のシステムがある学校ではこれまでに何十人もこのタイプの子達を元気に送り出しました。

万一発症したら。まず信頼できる専門医にかかり、幻聴などがなくまるまで静かに過ごすことです。
我が子の話が本当か嘘かわからない時も専門家に会ってもらえばすぐに判ります。相談は早いほど予後が良いので迷わずに。始めは仲間に悪口を言われているという訴えから始まることも多いためスクールカウンセラーに確かめてもらうのが良いでしょう。
有名な齊藤クリニックの齊藤先生は20才をゴールと思うと焦るから30才で独立すれば良いと考えて、とおっしゃいます。
心配な時は相談を。家族の偏見がこの病を生涯抱える深刻な状態を作るのです。


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