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男がいる女がいる

食べ終わった食器が投げ込まれたシンクを見て「わ、ストレス溜まるぅ」と叫んだのは私でも娘でもなく

なんとロバートでした。

なんてことない発言ですが、私にはこの一言、とっても重い言葉です。なぜかというと、シンクの汚れ物を見てそれを片付けるのが当然自分の仕事と思っているから出る言葉だからです。考えてみてください。言われて仕方なくお手伝いしてくれる人ならそれを自分の片付けるべき仕事と思わないから、やれと言われて「ストレス溜まる」という発言はありますが、見ただけでは思わない「誰かがやるべき仕事」だから。

食後の洗い物をしてくれるようになったのはここ最近。バルタンさんや、テリーさん、そして岐阜の友人たちと出会うまでは、考えもしないというタイプだったのです。彼らが当然のようにキッチンに立ち、料理だけでなく片付けを手際よくやるのを見ているうちに、「見習うべき存在」としていつしか自然な態度として取り入れられるようになったのか、彼にどんな考えが浮かんだのかわかりませんが、少なくとも言える事は、彼がやる方が絶対きれいになる、ということ。

仕事柄、出勤時間が不規則だったり短くなることがたまたま多くなって、家にいると、私が家事・育児・仕事に夜は子どもの家庭教師と動き回っているのを見てかわいそうに思ってくれたのかも知れません。その中で確かに取ってもらうならキッチンの仕事が一番助かるのも事実です。

今日も仕事から帰ると夕方6時を回るのですが、お好み焼きの準備がすっかりできているだけでなく、食器棚がきれいに並べ替えられていて、レンジ周りにも「見せる収納」(まるでELL DECOの雑誌の写真みたい)におしゃれな陳列が。キッチンが彼のセンスによって運営され始めたということです。そしてこの発言。

一度一日主夫してみてもらうのは、こんなに変わるきっかけになるんですねえ。数週前に夕方私が不在で主夫してもらい、帰宅した子どもをおけいこに送り出したり、夕食までの家事をしてもらったとき、たまたま末っ子の担任の先生から「宿題がでてない。算数のテストができない。家でしっかりみるように。」というお叱りの電話があったらしく(当然言われたとおりで、先生にうらみはないが)会社ならあごで使うような若造に頭をさげている彼を想像したらおかしくて涙がでてしまいました。今日はおけいこの先生に「今月は回数こなしてもう来なくていいし。」みたいに電話もらったらしく、親の気苦労や主夫の徒労を味わっておられるようでした。(今日はそのほかにも娘のテストの成績がひどくて激怒したり)彼はいまや、家事育児を手伝っているのではなく、自分が家族として家庭をきりもりする存在。男女共同参画社会の実現ではありませんか。

男でも女でもできる仕事があり、男しか女しかできない仕事もある。父でも母でもできる仕事があり、父しか母しかできない仕事がある。それを互いに完全に理解しあうと、家庭で問題自体はなくならないけれど(つまり娘や息子の成績は変わらないけど)苦しさは減る、ということなんですね。

あ、この台詞、ちょっと似ている。あれに
「怒っている。笑っている。顔がある。男がいる。女がいる。サントリーがある。」
そっか、彼はサントリーの宣伝から哲学したんだ。この宣伝は30年も前のウイスキーのコピーだけど、すでに男女共同参画社会を歌っていたんだ。
おいしいカクテルを飲むためにも、キッチンは綺麗に限るものね。でも本当に嬉しい言葉でした。

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