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「関わり」がはぐくむもの

子どもが幼児の頃、どこへ行くにも連れ歩きで大変だと思っていました。就園・就学して自分の時間をもてるようになりたいと思いました。幼稚園になると、確かに自分の時間ができたので、喜んでテニスやランチで自分の時間を楽しむようになりましたが、子どもからみのお付き合いも忙しく、まわりに釣られてお稽古ごとを始めたり、なんだかばたばたするようになりました。一番下が就園したタイミングで仕事も始めましたが、上の子の小学校の帰りは意外と早いし、あれこれ行事に振り回され始めました。中学になったら子どもが家にいる時間は短いだろう、家も散らからないだろうと思いましたが

中学・高校になって、気苦労はいっこうに減りません。昼間は確かに時間がありますが、学費も掛かり、仕事は必要だし早朝から弁当は作らなければならないし、自分の自由な時間というのは逆に減ったかも・・・と感じるようになりました。加えて次第に体力的な自信がなくなり、無理が利かなくなってきて、土日にへたばって寝ているようなことも。

昔、土日にぐうたらしている親の姿を軽蔑した自分にもやっとそうしなければならないことがわかりました。子どもの思春期と自分の思秋期が重なり、家の中はなお一層修羅場に・・・。

なんて表現をすると、子育てに一層悲惨なイメージがもたれてしまいますね。これは子どもとの生活の暗部。一方の希望については言うまでもないのですが。

小さいときには、陽だまりのような幸せを感じる瞬間、ありますね。子どもが育ってきても、我が家はそれが感じられますよ。家事も育児も混乱して泣きたくなるときも、相変わらず同じ。ネタが変わるだけ。その反面一瞬だけど、「ああ、このまま永遠に続くといいのに。」と思う時間があります。

子どもが育ってくると、別れが見えてくるからです。「とっとと育って出てってくれ!」と叫ぶときがある割には、「この子いなくなったら、自分がさびしい」と頭をよぎるのは、現実味を帯びてくるからでしょう。

結論から言うと、常に今この瞬間を味わい(苦しみも悲しみも含めて)、未来や過去に目を背けないで、今できることを精一杯する、ということに尽きるのではないでしょうか。一方で少し年上の先輩の姿をみて、予想した生活を少しシュミレーションしてみるのも良いかもしれません。

忙しくて写真を撮っても、それを見る暇も無く、溜まっていく一方、という時期がありましたが、夫婦で「いつかこれを二人でみて楽しむ日が来るから」と溜まるままにしていました。相変わらず忙しい時間がありますが、子どもたちがみな外にいて、ふと二人になる時間もあります。だんなもいなくて一人になる時間もあります。ちょっとした拍子に、撮りためた写真を見ていたら「こんなのあったんだ」となつかしくなります。

しっかり撮っておいてくださいね。写真。いつも言いますが、上の子の時にはなんでも新鮮でカメラ携帯必須ですが、下の子になるほど手抜きになります。夫婦できちんと話し合って、写真の量が等しくなるよう配慮してあげてくださいよ。うちは二人とも下の子なので、とっても気になります。親の愛情表現の偏り。

子どもはどの子も可愛いに違いないのに、表現を手抜きしてしまう。それを子どもは敏感に感じています。

忙しい中にも、振り返る時間。そして一生懸命関わること。その二つは両立できることなんです。苦しいことを味わうからこそ幸せを感じることができる。関わりが濃いほど痛みも味わうことになりますが、その分喜びも幸せも濃いということなんです。その関係があれば、基本的に曲がったりぐれたりということはありません。

子どもに全てを捧げて、出て行ってしまったら落ち込む「空の巣症候群」とか、少し頭を使えば陥らない現象のはずです。子どもと自分を同一視していた結果です。巣立ってく子を想像しながら、関わっている自分自身を見つめて生きることが大事なのですね。

明日のアトリエではそうした家族という関わりのなかで、子どもだけではなく自分自身の生き方について考えてみる時間をとってみます。今に夢中なあなた、ぜひお越しくださいね。

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