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お子様連れ編-その3-

Imgp2699 ずいぶん遊び回りましたが、最後は街中の公園事情を紹介します。エッフェル塔のふもとに広がる大きな公園にはさまざまな人が集う施設が用意されています。大人はジョギングや散歩はもちろんですが、子どもたちのために、バスケットコートやフットサルのコートも作ってあるし、卓球台も。

日本のような遊具もかなりの広さで作ってあります。鈴鹿だったらフラワーパーク内の遊具をイメージしてもらうといいかな。アパート生活で窮屈だったのか末の息子は大喜びで遊具を一周して走り回って遊びました。

Imgp2723 保護者で見守る残りの4人がふと目にしたのは小さなメリーゴーランド。そしてびっくり。なんと手動式。20人くらいが乗れるメリーゴーランドの真ん中にお兄さんがいて、おおきなクランクでメリーゴーランドを回しているのです。そしてさらに子どもが歓声をあげているのは、お箸くらいの棒を持って乗っている子どもが、一箇所につくってあるリングを狙って棒に刺すようになっているのです。20回くらい回るのか、上手な子は10個以上棒に溜まっていました。年齢制限をみると7歳~12歳となっているので、さっそく息子も挑戦。2ユーロ払って棒をもらい、家族で応援して6個くらいのリングを刺すことができました。

でもこれも子どもが勢いあまって棒を持つ手をくじかないか、とか、革ベルトはついてるけどもし落馬したらどうなるとか、考えると怖いような遊具でもあります。日本だと怪我して文句が出て廃止になりそう。でも乗っているだけでなくナイト気分で遊べるなんと楽しい遊具でしょう。安全なだけでは遊びは発展しないという、今の日本の子どもたちの閉塞感の原因がわかりました。日本ではなんでも危ないという理由で取り上げられ、子どもたちは安全で散らからない仮想空間(つまりテレビゲーム)に生きるようになってきています。ここでの冒険は身に一切危険は及びませんが、仮想空間のため実生活にはなんの役にもたたず、対人関係の構築を阻害しています。引きこもり「動物の森」や「ドラクエ」の世界に生きている子どもたちは、大人になってどうやって生活費を稼ぐのか、時々ぞっとします。遊具での遊び自体は子どもにたいした技能はもたらしませんが、屋外で知らない人と出会うという大事な学びをしています。

もう一つ、ここでもスタッフ男性が公園で仕事していることで女子どもだけにならない状況が作られていることに気づきます。明るいお兄さんで、親子に声をかけてくれます。外国人の息子にも「チャンピオン!」と言ってくれました。力持ちでやさしいお兄さんが自分を遊ばせてくれたことは彼らの大人へのイメージとしてしみこんでゆきます。シングルマザーが多いフランスでは、こういう仕組みがあるから、なんとか子どもが健全に育つのかなと勉強になりました。こうした環境を増やしていくよう、社会教育委員やSCの会議などで提案していこうと思いました。

どうです?なかなか面白いですよね。

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