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「14の夏」

思春期の危機を表現する言葉に、「13歳の危機」「14の夏」というものがある。「13歳の危機」は女子中学生の危機についてアメリカから出てきたと記憶する。一方「14の夏」というのは男子生徒を危ぶむ言葉。

どちらも第二次成長と心的成長のオーバーラップの最大の危機の時期を表現している。女子のほうが全体にちょっとおませで、一年くらい違うということ。

ことに活発になって、薄着になって刺激の多い、夏休みあたりはとっても心配なわけだ。勤務していても毎年のように事件は出てくる。懐かしい「爆破予告事件」「ムンクの叫び少年」「死にます通告」いろいろあった。守秘義務で固く守られてお話できないが、一人ひとりの心の成長の過程で起きてくる瞬間爆発みたいなものを、うまく伝えたいと思う。

とにかく、中学生になれば行動範囲も行動自体も大きくなり、何でもできるかのうような錯覚を、親も子もする。この時期に親が完全に目を話すのは実は大間違いだ。ママゼミに出ている人たちは知っているが、思春期には幼児期のような愛着の揺り返しが起きて、言動は大人びてくるが求めている安定・安心というのは、意外とスキンシップだったり言葉かけだったり、他愛ないものなのだ。親があまりに近すぎると疎ましがられるのだが、無関心になられてもさびしい。このコンプレックスな状態を「思春期」と呼ぶわけだ。

体は急に大きくなる。回りからは大人と見られる。でも心は何も変わらない、という戸惑いもあれば、大人になりたくて仕方ないという子もいる。

心の揺れをそっと見守りつつ、求められたらいつでも応えてあげられる距離でいたい。

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