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ポジティブな関わりから

101008_163601 学校で過ごす時間が永くなり、ふぁすのスタッフ=SMAPも日々思うことがたくさんあります。ふぁすはもともと予防教育の社会教育グループ。支援を職業としているのはなっきーを含む数名。なっきーが現場で思うことを心理学的側面から分析して、早期発見と予防に役立てようと勉強会や野外活動をしているグループです。

9月から緊急に支援チームが組まれて学校へ入るようになり、一ヶ月が過ぎました。校内の仕組みも立ち上げつつ、ちょうど新校舎移転も重なり、何もかもが怒涛のように流れ始めて、日ごろネモやアトリエで培ったチープワークだけが頼りの、あうんの呼吸で作業をしてきましたが、一ヶ月たってみて、なんとか日常がリズムを持ち始めました。その中で、落ち着かない子、教室に入れない子たちと直接関わるスタッフ=SMAP。

最近では生徒たちの個性や魅力がわかってきて、毎日夢中で工夫を重ねています。その一つが、このきれいなコンパクト。いまどき中学生が楽しむことを取り入れて楽しめないか、楽しんで関わりを深め学校の基本生活を安定させてあげたいと考えて、デコをやってもらいました。先生とけんかばかりしていた子が落ち着いて席にすわり、おしゃべりをしながらやってくれました。学校の規則を守らないから叱られてばかり。守らないのは悪いことなんだけど、なぜ守らないのか?なぜ守れないのか?SMAPは心に沿って見つめています。

偏見や叱責から始まらないSMAPの関係は、まずその子そのものを受け止める。その子の良さを見つける。それを伝え合う。心を開いてくれたら関わりが始まる。どんなことがしたいのか、どんなことなら学校でできるかを一緒に考える。

それは家庭の関わりと同じです。今が全部OKと言えなくて、変わって欲しいという願いは持っていても、まず否定からではなく肯定から関わりをもつことが大切です。みなそうしなければならない理由があってのことなのですから。

荒れている子に欠けているのは「暖かい言葉」と「食事」、これにつきます。ほめるところがないように見える子にも必ず探せば美点があります。それを探す才能がSMAPにはあるんですね。どのスタッフもいつの間にか子どもたちと仲良しに。

「先生預かって」と弁当代わりの肉まんを持ってくる子。「私のコンパクトにデコっといて」と言ったらきれいにやってくれる子。乱暴な口を聞いていても言ってる内容が優しい思いがこもっていることもよくあります。

暖かい関係の中から、子どもは自然に育ち変化していきます。子どもに利用されているように見えたり、だまされたと思うことがあっても、こちらは決して裏切らなければ、関わりをもつチャンスが訪れます。

日々SMAPは心の菜園に新しい芽がふいているのを発見して、大切に見守ります。花が咲き実を結ぶことを信じて励まします。

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