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2011年2月

家庭教育の充実を!

木曜日の午後は、社会教育委員の会議がありました。それでよそゆきの服だったわけです。

「家庭・学校・地域社会」が一体となった教育支援が必要な時代ということはよく言われるようになってきたけれど、具体的になにをどうすればよいのか、ということを三重県の教育行政に提案します。大きなお題なので難しいのですが、上手につながっていける仕組み作りに一役買うことができればいいのかなと考えて発言しました。

山間地から都市部までさまざまな市町29の行政区の集まりが三重県ですから、その町々に似合ったことをやってもらうとして、それをつなげる仕組みはどうしたらできるのか。頭に浮かぶのはネット上のリンクなのですが、なかなか現実的ではないよう。

まずはネットワーク会議から。

そういう話題の中で、委員さんの中には社会教育施設や公民館代表の方もみえますが、学校現場で虐待と関わりのある仕事をなさっている方も何人かみえ、現場では学校と児相がつながるだけでもなんだか大変、そのうえ警察なんてことになると、それが壁となることさえある、という実態の苦労話が出ました。

私ももちろん、その必要性と同じくらい、もどかしさを考えているので

「虐待支援となると福祉部の仕事だが、一番大事なのは予防教育。わたしがふぁすの代表で会議に出させてもらっているのもその取り組みをしているから。それも家庭の予防教育はまさに社会教育。私たちが声をあげてネットワーク会議を開催してもよいのでは。」と発言しました。

公民館と青少年勤労センターの館長をかねてやっておられた経験のある三重県公民館連合会の代表の方も、

「福祉的にいうと、集まってくる若者をただ受け止めて居場所になってやればよい、指導はしてくれるな、という発想になるが、実際には若者たちをただ放っておいたら、ただのたまり場で面白い別の場所へ流れていってしまうだけ。そこで教育すべき」とおっしゃり、

今取り組んでいる支援室の活動も学校の中にあって教育機関として行っているのだから、教育的(一方的に指導することはないが)であってよいのだなあと、改めて気づきました。

SMAP支援もとにかく受け止めることから始めはしますが、いろいろなチャンスを探し出しては取り組んでみるという提案作業も続けています。そのうちふとできることが見つかり、部屋に来て楽しむことができ、それが次には勉強につながっていることは、この「教育」(個別には違いありませんが)に他ならない作業なんだと実感しています。

例えば携帯ばかりいじっている子に、携帯で何をしているか興味をもってみているとゲームをしているので、それならとパソコンのゲームを用意しました。子どもは携帯を出さなくなり、パソコンの操作にも慣れて行きます。校則違反を叱るだけではなく、そこから何ができるか考え提案してみる。携帯の小さな画面よりパソコンのゲームの方が面白いに決まっています。それからパソコンできるとかっこいいと、子どもなりに思っているので学習のチャンスです。要領の良い子は自分でソフトのダウンロードの作業を覚えたり、つぎにはタイピングゲームによってローマ字変換ができるようになれば、パソコンの作業がなんでもできるようになります。高価なパソコンを使うことで、「大事に物を扱おう」と教えます。自分がやりたくて使う物を壊すような扱いをする子はもちろんいません。

叱らない教育ってこんなふうにやるんですよね。その一方でメディアリテラシーも教えることができる。非行生徒の暇つぶしから個別教育に発展していくのです。

学校教育に社会教育それも家庭教育の素養。愛着と躾をやっている、というと、先生方も大いに納得くださる今日この頃。それができてない子が多いわけですから。

家庭教育の充実を、と最先端の現場で研究しながら声をあげています。

LM「エンカウンター」

Sn3f0070 今日はアトリエLM「エンカウンター」で「チュージング」というエクセサイズをしました。初めての参加者も2名いたのですが、実習は誰とでも話ができ、知り合える内容だったので、自然と打ち解けていただけたようです。

なっきーは午後からの会議に出席するため振り返りの途中で早退してすみませんでした。その後のみなさんの振り返りでコメントいただけることがあればこちらにお願いします。

時間がなくコメントしきれませんでしたが、今日のような選択肢のリストを見て自分について考えると、自分の好みの傾向や精神状態がわかります。これも実は立派な自己カウンセリングになっているのですよ。

振り返りのときに、「言いたくないことは言わなくて良い」とお断りしたのも、きわめて深い部分で自分自身に気づきがあるときなど不用意に言葉にせず、自分にじっくり問いかけることが大切なことがあります。かみしめる、という作業です。

選択する基準も「好き」だったり「嫌い」だったり人さまざま。他者の視線が気になる人もいるでしょう。面白かったのは、「過去」という言葉に対する一般的なイメージ、つまりネガティブな意味合いを、自分が今どう捉えるかというような話題。

「過去は悪くて未来は良いのか?」という問いかけから、私たちが日ごろ、テレビなどのメディアから入る無責任な情報を、自分で考えもせず鵜呑みにしてしまっていることがたくさんあるのでは、という懸念が浮かびました。

子育て支援、協働などふぁすでも言葉の意味を考えずに使っていることもあるなあと、ふぁすに再会したなっきーですが、自分について振り返り見つめなおすことが実にたくさんあったのではないでしょうか?

流されている毎日に、ふと立ち止まってみる時間があってもいいですね。井戸端に流れがちなおばさんばかり集まって、「山」というお題だけでよくもまあ、こんなにしゃべれるなあと感心していたなっきーですが、ふぁすのみんなはこの2時間、「母」である私をちょっと忘れて久々の自分を開放できましたか?

新しい仲間に出会い、今まで知っていた仲間と出会いなおし、自分自身にも出会い直した時間であればファシリテーターとしてお習字までして準備してくれたもーちゃんも、きっと幸せなことでしょう!コメントお寄せください。

伝えることも大事-職員研修-

SCとして勤務している中学校の職員研修で支援の要点を説明する研修会をしました。生徒総数が900人近い大規模校なので教職員も60人あまり。いつもするゼミよりも多い聞き手でマイクもないので声が聞こえるか心配なくらいです。(先生たちは慣れているので声が大きい)

教育とは違った視点で子どもたちを見ているお話をしました。支援員も代表二人参加してもらい、支援員の立場から先生たちに伝えたいことがあればと振ると、

「支援室ではちょっと家の中みたいな雰囲気で生徒も支援員も気楽にいます。最近先生方も気楽に入ってきてくださるようになりました。支援室登校している生徒の担任の先生は遠慮なさらずのぞきに来てあげて下さい。クラスの仲間ということを忘れられていないと思うと喜ぶと思います。」

ちょっと先生うちの子よろしくね、的なまさに暖かい母親のような発言でした。

これまで「困った子」という扱いだった生徒たちの見方を180度変えるような内容だったと相談担当の先生。彼らと毎日のように接することでうかがえる、本音や弱音を知っている支援員だから、わかってください!とアピールできます。

教員が関わっていいのか悪いのか、戸惑っていた先生もきっと安心して来室いただけるでしょう。

支援室が機能して、在籍生徒数は増えています。そんなに別室登校?と驚かれるかもしれませんが、おそらく、それが本当の数なんだと見ています。つまり支援室がなければ学校に来られない子たちがそれだけいるということ。

その多くは学校にではなく、家庭に課題がある子が多いです。前から言っているように、親の具合が悪くてお弁当を作ってもらえない子、保護者がほとんど家にいない子・・・朝も起こしてもらえずお弁当もなく、自分で起きて学校へ出てくるだけで、ずいぶんと頑張っていると思いませんか?

お腹がすいてとても落ち着けません。支援員の出すお茶でお腹を膨らましていることを知っています。校則違反のスナック菓子を食べる子。みかねて「おにぎり食べる?」というと「うん!」やっぱりお腹すいてるんだ・・・。

そんな日常の切ない思いを、今日は思い切って先生方に伝えました。生徒指導などでじっくり関わってくれている先生はうなずいてくださってました。

教育現場はわが子の成功に熱意過剰な過干渉型と、支援室で保護しなければならない放任型に二極化しています。息切れ起こす子も、また不登校。

ほどよい親になって、暖かく子どもを送り出してやってはもらえないかと、胸を痛めます。そんな家庭環境課題を担任だけで抱えたって絶対解決しません。もちろん担任さんの暖かさこそ大事ですが、という教員研修。

先生たちがみんな、わが子のように見つめて育ててくれることが理想です。支援と指導は矛盾しないよ、といつものスライドで説明しました。イライラして騒ぐ子が減ったと聞きますが、本当だったら素敵ですね。先生も生徒もみんなハッピーになれるから。

鈴鹿市学校支援本部報告会

今日は文化会館さつきホールで小中学校の学校支援本部事業報告会がありました。

私も勤務校のコーディネーターとして校長先生と出席しました。私たちは年度途中からの急な参加で事業の主旨も理解していなかったわけなので、今日の報告会はただ市内の学校の取り組みの様子を聞かせてもらうばかりでしたが、ふぁすのスタッフの子どもたちがお世話になっている小中学校の校長先生や支援ボランティアのコーディネーターさんが次々と紹介してくださってました。

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「すずか教育フォーラム」参加しました

鈴鹿市の教育についてのフォーラムが教育委員会主催で19日午後開催されました。市長のあいさつに続き、先ほど策定された「鈴鹿市教育振興基本計画」について、会議の経緯の説明が座長の田川敏夫氏から、その内容について水井教育長からされました。

後半は文科省生涯学習政策局政策課長上月正博氏から「教育政策の動向」と題して講演がありました。

鈴鹿五策は「少人数学級・多文化共生教育・キャリア教育・インクルージブ特別支援教育・家庭学校地域の協働」ということだそうで、この内容は先日の子どもの権利フォーラムと同じでした。生涯学習政策の方は、社会教育の分野に重なりますがつい先日県の生涯学習振興基本計画の会議で論じてきたことですが、平成23年度の予算についても説明があり、その中でSMAPが取り組んでいる「学校支援地域本部」の補助を続けて増強していくという話があり、来年度以降も予算が続くと聞いて嬉しくなりました。

教育振興基本計画Q&Aでは例えば

Q:教育振興基本計画の実施を通じて、どのような社会のあり方を目指すのでしょうか?A:学校だけでなく家庭や地域を含めた全体での教育の向上に取り組む社会の実現を目指します。そのため、家庭教育支援のための専門家チームの派遣や、地域の教育力をいかした「放課後子どもプラン」「学校支援地域本部」などのさまざまな取り組みを通じて、それぞれの教育力を高めることはもちろん、学校・家庭・地域が一体となった教育を推進していきます。

「家庭教育支援のための専門家チーム」などまさにSMAP支援そのものです。終了後支援室を運営くださる中学校の相談担当の先生と「今日のお話はどっぷり真ん中にありますね。」と支援室の存在を語り合いました。心理査定に基づき、私が在室者の個別支援計画にもタッチしてる点では広義のインクルージブ特別支援教育にも当てはまっているのです。

学校と家庭や地域の融解を懸念する声もまだまだあるなか、夏から家庭教育を支援するSMAP支援が稼動を始めました。驚くことはないのです。私は文科省⇒県教委社会教育とトップダウンで降りてくる情報を、ちょうど流しそうめんを流し口でつかむみたいに、先どりしていたからに過ぎないのです。求められる支援をはじめただけのこと。

それより素晴らしいのは、それを実践できるボトムの人材ではないでしょうか?意欲さえあればという簡単なものでもありません。あくまで生身の人間相手。人と関わる基本的な姿勢がなければ、ハイリスクな子どもたちはたちどころに拒絶してきます。

丁寧に一人一人に関わり続けて変化・成長を促して、教職員に伝えてきました。求められる形に当てはまりながら、実際に効果をあげることは難しいと思います。コーディネートを粘り強く続けてくださった相談担当の先生と、SMAP支援員。もちろん寛大かつ勇敢にこの前人未到のチャレンジを実行させてくださった管理職の先生方。

忘れてならないのは支援員の後ろにいる、家族の理解と愛情です。

水井教育長も上月氏も、「頼り頼られる人の関わりこそが、人を育てる本物の教育」との主旨でした。幾重にも守られ支えられている「愛」によって、子どもたちは育っていくという教育者の精神を大事にしたいと、改めて感謝の気持ちです。

ふぁすブログを読んでくださっている皆さんも、ぜひ今後ともご理解ご協力をお願いします!

ボランティアの正義

マイケル・サンデルの「これからの『正義』の話をしよう」を読んでいる。仕事で前頭葉が疲れている時は、考える読書はつらいが、眠る前に読んでいるとほどほど疲れて眠くなる。そんな読み方では正しく理解できないのかもしれないが、「正義」とは「良心」とは、考えるのが好きな私には興味深い。

そして考えるだけでなく実行するためにサンデルはわかりやすい例えや実社会での葛藤を引き出してくれて、これから本当に正義にしたがって行動する若者に貴重な書物だと思う。

その中で、自分のボランティア観と重なる正義や使命としてのふぁすの活動について考えてみたい。

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カウント50,000

記事は770、コメントは480件を超えるふぁすブログ。多くのご来場ありがとうございます。まもなく50,000クリックをカウントします。カウプレはなっきーの愛のチューですと冗談言っているのを間に受けられているのか、毎回恐れをなして誰も申し出てくださいませんが、50,000のキリ番踏まれた方はお知らせくださいね!

アトリエの様子はじめイベントと織り交て、家庭・学校・地域社会での関わりの様子をお伝えし一人の人としてつぶやきを続けています。読んで何かヒントになれば、「一緒だなあ」と安心してもらえば、「負けてられない」と奮起してもらえば、ありがたく思います。

これからもよろしくお願いします。

ふぁす的カラオケ第二弾!

今週はアドバンスではなく「カラオケ」?新手のLM?いえ、普通の「カラオケ」

今年度はいきなりな協働事業がいくつも飛び出し、大忙しでした。先週無事生涯学習課のセミナーを終え、ここらでゆっくり懇親を、ということになりました。

前回カラオケボックス行った時も、そう言いながら、出てくる歌出てくる歌すべて「ふか~い」「おも~い」とどこかしらプシケーな深層心理だったり、泣ける発達心理だったり、とってもふぁすなカラオケでしたっけ。

今度はどんな曲が飛び出すのか、いまからわくわく。

いつもの仲間が集まると、何をやっても楽しみです。子どもの「ママばっかずるい」の声にめげずにこっそりyou tubeで歌詞をチェックしておかなくちゃ。へへん、大人はいいだろ。

実践「ほど良い?母」

やんちゃ系の少年が突然「習字をやりたい」と言い出した。学校でできる校則違反じゃないことを一緒に考えようと言い、試していた。

みんなと教室に入らないからできずに終わってしまったこともたくさんあると考えて、今から取り戻そうじゃないかということで、やってみたいと言えばできるだけ努力をする。今回も先生に書道道具を探してもらい、習字の得意な支援員がスタンバイ。

なぜかなかなか筆を持たない。そしてなぜだか「画鋲ちょうだい」

なんと彼は刺青、タトゥをしようともくろんでいたのだった。しかしそんなことを露ほども疑わない人の良い支援員たちに、手取り足取り、いつの間にか筆をもたされている彼。

そのうち「背筋伸ばして!」なんて言われて、つい乗ってしまっている彼。

発達とは勘違いの連続、という学者もいる。ピアジェは「シェマ」という動作のまとまりを発見し、幼児はシェマの獲得と喪失の連続から知能を発達させると言う。こぼしたコップのお茶の流れをみて「液体」を知り、液体と思ってゼリーに驚く、というように。新しいシェマの獲得は実はほとんどが思い込みと勘違いから始まるとすると、お人よしの支援員の勘違いで、彼はタトゥのつもりがお習字を獲得してしまうわけだ。

教室じゃばかばかしくて、できなかったことも、なんとなくやってみて、意外と面白いかもしれない。あの時は気持ちも荒れていたけど、今なら素直に取り組めるかもしれない。

切り紙工作と切り絵工芸も勘違いで、切れかかった彼だったが、言葉を尽くしてこんなヤツだろっ!と説明したらしい。はーなるほど~とうなずいていると、見かねて教材セットを出してきてくれる先生。

ああ、いいコンビネーションだなあ。程よいボケ具合!(あ、ごめんSMAP)なんと発達的支援の態度なのでしょう。これぞ「ほど良い母」

しょうがないなあと、呆れながらも、彼の笑顔はだんだん緩く穏やかになっていく。ここじゃ意地張ってもエネルギーの無駄と悟る。支援員が競作してきたバレンタインチョコやケーキを目を白黒させて飲み込む彼。

たっぷりの愛情しか、この部屋にはないよ。ゆっくり育っていけばいい。

一隅を照らす存在へ

ふぁすがアトリエでやっているラボラトリーメソッドという体験学習人間関係トレーニングのプログラムがあります。通称LMというアトリエです。よくご存知ですね。

人との関わりの癖や人から見たらどう見えているかというフィードバックをもらって、対人関係の苦手意識を減らしたり、自分について見つめてみるとても素晴らしい学習なのですが、来年度は鈴鹿市版でできるか、考えているところです。

どちらにしてもうちうちでやるのではなく、しっかりとした学習プログラムとして実施するにはこのプログラムを作った人の許可を得る必要があります。ふぁすのスタッフに私と同じ学科で学んだもーちゃんがいるので彼女から確認をとってもらったところ、出典を表記すれば問題ないということでしたので、鈴鹿版で実施できそうです。

私たちの人間関係トレーニングのもととなるところは最近設立された「日本体験学習研究所」JIEL(Japan intitute of Experiential Learning)

http://www.jiel.jp/index.html

 

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子どもが考える時間をあげて

「鈴鹿市子育てナビ」のお話では、一緒に暮らす多世代の家族のそれぞれが自分の発達課題を抱えながら生活していると言いました。

子どもの発達を見守る私たち親世代は「世代性対停滞」のなかで課題を越えて行こうと努力しています。自分や自分の親世代の高齢化の問題が見える中、子どもたちのためにできることは、あと何かと考えてそれ自体が自分たちの課題なのだと考えると、子どもから教えられることがその課題達成のための鍵なのです。子どもの反応から自分の大人としての成熟を深めていくのですね。

今年二度目の雪も受験日に当たった我が家。年明けから中学、大学センター受験、私立高校、そして大学個別試験と、県立前期と、毎日のように誰かが受験に行っている状態。最近は毎日のように合否判定の手紙が届きます。

自分が受かっても兄妹のために浮かれていられない、という点でも3人一緒に体験できて思いやりが育ったと実感。

今日現在でとりあえず3人とも一旦は行く先が見えていて、路頭に迷うことはないようです。自分の道は自分で選ぶ・・・もちろん我が家のお財布に限りがあるので相談しあって、ですが。

その中で学童期から思春期に移行しつつある小6の息子は、これまで自分でわからなかったことにいくつか気づき始めたようで、進路についてもずいぶん悩んで決めました。それ以外の生活も親の敷いたレールではなく、自分の選択をするために、今時間をとっています。通いなれた一方でだらだらと行っているだけになりつつある塾にも見直しを掛け、先生に待ってもらっています。

行きなさいとか辞めなさいではなく、自分が本当にどうしたいのかをしっかり話し合います。中学校の相談でも親が親切心からレールを敷いて追いかけてきた結果に対して、行き詰まりを感じて立ち止まってしまう例があります。そんなとき、焦る親を止めて

「子どもにしっかり考える時間をあげてください。」と言っている私です。自分の子にもそれができなくては人の話を聞く資格はありません。逆に焦り不安になる親御さんの気持ちも本当によくわかります。でも、子どもを信じて待ってあげれば、必ず答えを出してきます。

子どもの一人一人に、自分のことを考える時間をあげて、それに沿いながら親としての願いや希望を伝えます。それはまた子どもに自ら主体的に選んだ責任を負わせていく大事な発達の過程でもあるのです。

「子育て応援ナビ」開催しました

0002052m 鈴鹿市「第5回子育て応援ナビ:子どもに寄り添うはじめの一歩」が開催されました。参加者は生涯学習課が狙ったとおり、乳幼児から孫を育てる祖父母の世代まで、幅広く集まり、スライドの内容からふぁすスタッフのファシリテーションによるバズセッション(グループミーティング)をしました。

子どもに寄り添う大人を育てたいと言う市の願い通り、悩みながらも熱心に子どもと向かい合う方ばかりなので、世代が異なっても話題はつきません。

加えてふぁすが提示する「エリクソンの段階発達」の表の説明を聞くと、若い人も年配の人も自分の世代の発達課題に思いをめぐらせながら、「多世代がそれぞれの課題を抱えながら一つの家庭で育っていく」ライフサイクルの全体に思い当たり、関わりの中で互いに育つということを理解するようになっていました。

生涯学習課長も「生涯発達っていいですね!」とお褒めくださいました。それぞれの発達段階の課題について、来年度もふぁすで考えられるといいなあと思います。

今回はふぁすのスタッフもファシリテーターとして参加しましたが、感想寄せてください。

受か~る

三重県立高校の前期選抜試験が始まっています。前期が今頃で後期は3月中旬。前期試験には学科試験のほかに面接や作文、実技など、プラスアルファの科目があるのが特徴。後期は一発5科目学科の点数と内申点で選考、と説明されています。

考えてみると内申点は学校によって差があるだろうし、倍率も毎年違って、これをしたら絶対ということは試験にはない。中学生の試験ですから精神面の波も大きい。試験って水物だなあと日が迫るほどに感じて、結局はそこまでの過程を親子がどう考えるかが大事なのではと物思いにふけってしまいました。

その子なりに目標が持てたか、それに向かって努力できたか、それを家族が共感し応援することができたか、と振り返り、結果は結果として受け止めればよいのではないかと思うのです。

これまでブログでも紹介してきたような、お稽古事の発表やチアーズクラブの発表のような体験の延長にこそあるべきだと居直る感じの今日この頃。

土曜には午前と夕方から夜間の塾の合間の数時間を縫って、ボーリングに行こうと暴挙にでた一家。車で移動中、

「ここまで来たら居直りだ。面接があるんなら半分はそっちで点を取ろう。それには自信だ。『あなたは受か~る、受か~る』」といきなり暗示をかけはじめた私に娘はあきれ返り、家族は大笑い。

結構深層心理に訴えようとママなりに本気だったのに、笑われてしまった。

精神面の強さが試験では大きく出ます。もちろん学科学習の積み重ねが第一なんですけどね。ま、「受か~る」で受かったらみんな苦労しないかー。

滑り込みできますよ「思春期編」

10日木曜は箕田ではなくジェフリー会場ですので、お間違えなく。

鈴鹿市子育て応援ナビ第五回「子どもに寄り添うはじめの一歩」(ママゼミ思春期編)です。

タイトルから乳幼児期を想定される方もみえるかもしれませんが、子どもの心に寄り添って一人の人として向かい合って欲しいというふぁすや生涯学習課の願いで、タイトルがつけられました。

思春期の子どもの大きな変化を説明して、親として予習してもらえたら悩まずに済みます。もう少し残席があるようです。ぜひお越しください。ふぁすのファシリテーターが一緒に考えながらお話を整理します。

ふぁすのママゼミの鈴鹿市版。いつものスライドも満載でお送りします。ジェフリーでお会いしましょう。

SWAT打ち泡せ会

飲み屋さんで会議しました。ネモクラブの企画スタッフSWATチームの立ち上げです。

これまでネモクラブの活動は互いの家族が互いに楽しみ助け合う、ピアサポートの組織でした。日本語で言うと互助会システムって?

子どもが育ってジュニアリーダーとなり(ユーススタッフと呼びますが)、中学生をスタッフとして集めると立派なチームが作れることに気づき、相互ではなく本当に支え手となれるチームを作ろうと募ったわけです。

学校支援の母性ボランティアスタッフチームが School Mothering Attachment ProjectでSMAPでした。

野外の自然体験とソーシャルスキルトレーニングを取りいれ、家族というグループの成長を促進させるネモクラブのスタッフは Socialskltraining Works and Aassertion Trainers

だいぶと長いですが、日本語にすると「社会技能作業および自己主張能力指導者」となるのかな。テリーさんは資格とらなくていいかなって言ってたけど、こんな技能の資格なんか日本中にないから、とりあえずネモ認定SWAT資格で十分じゃないかしら。

つまり舞台を野外にするので、その点では十分に安全面の専門性も必要だけど、やりたいことは社会的技能なんですよね。それを通して家族が成長していける場面を作るお手伝いができれば十分です。

それは何より楽しくなくてはいけません。それこそがネモクラブ。「浅瀬はターザンロープで渡る」精神で楽しみながら取り組みたいと盛り上がりました。

「適当に気を使いあうけどちゃんとこだわるところはこだわれる、いい仲間」それぞれに第一線で活躍されている社会人でありながら、自分たちの家族だけでなく、多くの家族が元気に育っていけるよう、元気なお父さん、お待ちしてますよ。ご参加ください。

ネモクラブも発足から3年が経ち、高次なスタッフチームが上層構造を支えます。SWATデビューです。何をするかは、これから飲み飲み決めるのさ。

中高生版読み聞かせ

51idakozvnl__bo2204203200_pisitbs_2先日書いたブログの中でサンデル教授のことに触れて、自分で興味が湧いたので、本を取り寄せてみた。

「これからの『正義』の話をしよう」マイケル・サンデル、早川書房

面白そうと子どもたちも手に取るが、内容はやはり難しくさらっと読めない。しかも「正義」や「道徳」について、複雑な現代社会の事象を例にとっていて、背景の事実についても理解がいるので、ちょっと子供向けには噛み砕く必要がある。まず私がゆっくり読んでと思っていると、食事の時に

「ママ、読んでよ。」

忙しい受験生たちは自分が読書する時間がないから、食事の時に私に読んで聞かせろと言う。なるほど、早速最初の項を読んで子どもたちはご飯を食べながらあれこれ意見を言い合った。ハリケーンで打撃を受けた街の復旧に関わる工事会社や民宿が値上げをするのは、正当か、不当かというお題だった。

表面の「泣きっ面に蜂」的な料金値上げは正しいかどうか、ということを、経済面や倫理面から解説されているのを読み進めて、子どもたちもなるほどと考えが深まる。

娘は中学校の隣の席の学年主席の子が、この本を読んでいるのを見たと言い、高校生の息子は授業で扱ったと聞く。意欲や志ある者はこうした書物に触れて生活しているとは、いまどきの中高生もあなどれない。

しかし、中高生に読み聞かせっていうのもあるものなんだと発見。話題の共有に、読み聞かせはいかが?

正義の問題はそのままアトリエでも使えそうなので、私も読んで勉強しておきます!

教育委員会だよりに

鈴鹿市教育委員会だより「遥か」70号に子どもの人権フォーラムの記事が写真入りで掲載されています。教育委員会のHPサイトでも見られます。

http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/haruka/22nendo/pdf/2haruka22.pdf

なぜ紫なのか

P1050821 ふぁすの広報誌月刊「ふぁすレター」は、1月号でなんと70号に達していた。チラシとして公共の場所に置かれている広報「ふぁすレター」は30号近く。一ヶ月一回以上のペースで100号の及ぶ編集発行を黙々と続けてきてくれたつわものが編集長・なっち。

全体の内容をなっきーが見て、さとさんとゆーみんが校正をする。

お子さんが熱でも自分が熱でも、時間を作ってパソコンで編集してくれると原紙をリレーしていっちゃんやルーシーがジェフリーで印刷し、また出来上がったレターをカオルさんが市役所の各機関に配布し、会員に配布し、もーちゃんがPDFに落としてデータ配信の希望者に配る。スタッフが緻密に連携して、ふぁすの信頼を築いてきてくれた。本当にありがとう。

ちょっとしばらくスタッフ紹介をこんな風にしていこうかなと思うけど、その前にふぁすレターがなぜ「りんどう色」かという説明を。

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