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伝えることも大事-職員研修-

SCとして勤務している中学校の職員研修で支援の要点を説明する研修会をしました。生徒総数が900人近い大規模校なので教職員も60人あまり。いつもするゼミよりも多い聞き手でマイクもないので声が聞こえるか心配なくらいです。(先生たちは慣れているので声が大きい)

教育とは違った視点で子どもたちを見ているお話をしました。支援員も代表二人参加してもらい、支援員の立場から先生たちに伝えたいことがあればと振ると、

「支援室ではちょっと家の中みたいな雰囲気で生徒も支援員も気楽にいます。最近先生方も気楽に入ってきてくださるようになりました。支援室登校している生徒の担任の先生は遠慮なさらずのぞきに来てあげて下さい。クラスの仲間ということを忘れられていないと思うと喜ぶと思います。」

ちょっと先生うちの子よろしくね、的なまさに暖かい母親のような発言でした。

これまで「困った子」という扱いだった生徒たちの見方を180度変えるような内容だったと相談担当の先生。彼らと毎日のように接することでうかがえる、本音や弱音を知っている支援員だから、わかってください!とアピールできます。

教員が関わっていいのか悪いのか、戸惑っていた先生もきっと安心して来室いただけるでしょう。

支援室が機能して、在籍生徒数は増えています。そんなに別室登校?と驚かれるかもしれませんが、おそらく、それが本当の数なんだと見ています。つまり支援室がなければ学校に来られない子たちがそれだけいるということ。

その多くは学校にではなく、家庭に課題がある子が多いです。前から言っているように、親の具合が悪くてお弁当を作ってもらえない子、保護者がほとんど家にいない子・・・朝も起こしてもらえずお弁当もなく、自分で起きて学校へ出てくるだけで、ずいぶんと頑張っていると思いませんか?

お腹がすいてとても落ち着けません。支援員の出すお茶でお腹を膨らましていることを知っています。校則違反のスナック菓子を食べる子。みかねて「おにぎり食べる?」というと「うん!」やっぱりお腹すいてるんだ・・・。

そんな日常の切ない思いを、今日は思い切って先生方に伝えました。生徒指導などでじっくり関わってくれている先生はうなずいてくださってました。

教育現場はわが子の成功に熱意過剰な過干渉型と、支援室で保護しなければならない放任型に二極化しています。息切れ起こす子も、また不登校。

ほどよい親になって、暖かく子どもを送り出してやってはもらえないかと、胸を痛めます。そんな家庭環境課題を担任だけで抱えたって絶対解決しません。もちろん担任さんの暖かさこそ大事ですが、という教員研修。

先生たちがみんな、わが子のように見つめて育ててくれることが理想です。支援と指導は矛盾しないよ、といつものスライドで説明しました。イライラして騒ぐ子が減ったと聞きますが、本当だったら素敵ですね。先生も生徒もみんなハッピーになれるから。

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