無料ブログはココログ

イベント情報

図書紹介

  • 図解でわかる心理学のすべて

« 「はかなさ」と「あやうさ」 | トップページ | 「震災孤児の把握始まる」報道 »

花は必ず咲く

今日は終了式が多かったかと思います。

仕事があり学校にお昼過ぎに行きました。今日は支援室一旦解体の日でもあります。始業式のクラス分けを見に来る約束をして別れていく仲間たち。転出される先生とのお別れシーンもあり、どうしても切ない気持ちに沈みがち。できるだけいつもと同じように私は過ごしていました。

お世話くださるコーディネーターの先生から、SMAP支援員さんにと生徒たちからのメッセージカードを預かりました。私にもSCの先生としてではなく、「なっきー」宛てにいただき、感激。開いてみると、一緒に過ごせた喜びをそれぞれに言葉にしてくれ、「聞いてもらって楽になりました」とそれぞれに書いてくれてありました。

改めて、愛をもらったのは自分たちの方ではないかと思います。支援員という名前、良くないね。私たちはただ一人の人として出会い、向かいあって一緒に楽しく過ごしただけ。彼らは自らの力で育ち強くなって行きました。それをファシリテートしたと言えばそうなのかもしれませんが、私を含めて実は「今、ここ」を夢中で過ごした毎日でした。それを本当のファシリテーションと理論上は言いますが、こんなふうに子どもたちからフィードバックを受けると、むしろ育てられたのは私たち。まさに愛着の教室でした。

クラスマッチに出て行く子。誘い合って集会に入って行く子。教室へ入っていく子。そこまでいかなくても孤立して荒れていた子がメッセージカード一杯に「大好きだよ」と叫んでくれる。6人のメンバーに一つずつ書くたびに彼女の中にも「大好き」という言葉がこだましたことでしょう。「大好き」と言葉にすればするほど、幸せになれたことでしょう。私たちの存在だけで、彼女にそういう行動をする機会が与えられたとしたら、まさに「一期一会」

これこそ思惑のない無心な心と心だけが本当の「出会い」を体験できる、という

M・ブーバー「我と汝」の「恩寵」とも言うべき関係ではないでしょうか。心理士である自分がひそかに「神様!」と叫んだ瞬間が多々ある支援室でした。でもその祈りがかなえられたかのような、支援室の「閉室」でした。

咲かない花はありません。必ず咲きます。時期を知るのは自然だけ。私たちは信じて向かい合うこと。信じることを恐れないこと。

なぜなら、私自身が、自分を信じられなくても自分を信じてくれる仲間を信じることで、自分を信じることができたから。

出会いがあれば、別れもある。春の涙はつきません。「別れ」にも意味があるのです。さまざまな出会いと別れこそ、人の関わりの証。

« 「はかなさ」と「あやうさ」 | トップページ | 「震災孤児の把握始まる」報道 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 花は必ず咲く:

« 「はかなさ」と「あやうさ」 | トップページ | 「震災孤児の把握始まる」報道 »