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発達の第三分離地点到達

1 見事な日本晴れの空にまた見事な富士山を見た。

長男の大学が決まり下宿探しの日の朝。世間では不正入試事件で騒ぎになっているが、喧騒とは無縁で一足先に落ち着けそうだ。

一般入試受験組の中では早い時期に決まったので、下宿も選ぶことができるうちに、少しでも安くて近くてきれいな所を探したいと、夜のうちに高速を走り、牛丼屋で朝食を摂り、まだ学内の下宿アパート斡旋所が開くまでの静かな時間を散策して見学した。

ふぁすで「心を育てるママの講座」を主宰しているなっきーは、わが子が卒業試験の「道徳」で100点を取ったことが嬉しい。社会性・道徳性の評価はもらった。

が、受験生の親としては、正直、英語の点も気になる。いつも笑い話で「成績の良い子を育てる講座じゃありません」と断りつつ、それなりに将来に見通しがもてるようになって欲しい。

このご時勢学歴だけじゃ就職には結びつかない。学校名に関わらず社会性の高い子が求められていると聞くが、やっぱり正直言えばそこそこでありたいというのが、親心だ。それで子どもを追い詰めてしまう気持ちも、本当に共感できる。

また偏りの大きな子の「結果が出せない苦しさ」にも共感できる。それとの戦いがこの2年間だった。いまだ自分の住所も書けるか怪しい息子だが、大学入試に合格できた。自分なりの方略を身に着ければ良いのだと、ママゼミ「精神衛生」の発達障害の講座で言っていることも証明できた。

ゲームの攻略本が丸々頭に入っていても3文字の英単語が書けずに親子で泣いた日々を経て、今日がある。

穏やかな霊峰を眺めて、キャンパスを歩くと、息子は心から努力の結果を得られた喜びをかみ締めていた。私もまた間主観性の中で、わがこと以上に幸福感を持っていた。

2 思春期の発達課題も越えてきた子どもと、親の側の「世代性」を実感している。自分の体力や能力の限界を感じながら、育ってくる子どもの新しい世界の扉が開くことで、自分の存在が途切れず引き継がれている充実。

もちろん学費はお安くないので、一番安いアパートを探す。彼も自立生活が目標なので、ぜいたくは言わない。それでも運よく、エアコン付きトイレ・風呂付で一階の大家さんが食堂という好物件が見つかった。善は急げとは言ったもの。鍵を渡されて感動している彼。

炊事・ごみ出し・アイロンかけ、学業と同じに当たり前にやってきたので、不安は少ない。それよりちゃんと目が覚めて登校できるかの方が心配だ。差し障りがあれば障害、なければ個性と言っている。体を壊さず頑張れるだろうか。一人でできるだろうか。できなくてもやっていかなければならない。でもそれはいつかは来る日だ。どこかで割り切らないとと親の側の葛藤。

18歳を自立の目標にするとかなり促進を急ぐ必要がある。焦る保護者にはドクターなら「20歳でなく30歳で自立だっていいじゃない」とは言うが、親としてはそうも言ってられない。できれば20歳で自立させたい。そのためには、日ごろ何でも自分でやらせる。失敗を繰り返す。

親子の発達課題を、こんな区切りで考えた。わが子が心配な方、またふぁすでお話しましょう。

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