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魔法の言葉 呪いの言葉

修学旅行でやんちゃしないかはらはらしている先生方を安心させるために、出発式に顔を出しました。

「こやんでいいし。」「なんでよ。」「あっちにつけば。」「あ、そう」

おかんのかわりなんだから、煩がられていいんです。

前日準備のときも、名札を用意してくれた先生に「こんなんいらんし。なんで名札が290円もするんや。」

それに応える私。

「これは君がこの学校の生徒だっていう誇りなんだよ。一個一個作るから高いんだね。」すると人権担当の先生も援護。「そうや。それにこの学校にお前の苗字も一人やでな。その証明や。」

ふーんと名札を見つめた彼は、その後支援員に名札をつけてくれと持ってきた。支援員は心得たとばかり針と糸で制服に縫い付けた。ポケットが微妙に斜めの線を描いているが、線にあわせるべきか、まっすぐつけるべきかと、しばらく悶着して、「ま、こんでええわ。」そのうち、ふと「ありがとう。」

そこまでしても服装チェックはアウト。後ろに並ぶ。まあそれでも連れて行ってもらえる。替えは無いことは教員も知ってる。一緒に後ろに立っていると、前に出た生徒会の役員が盛り上げるコールを叫ぶがいまどきの中学生、寒い反応。その時ふと彼が大声で「行くぞー!」と役員さんに応えた。振り返りわっと盛り上がる生徒たち。

彼とそばにいた女子に、後ろから言葉をかけた。「君たちは本当の正副会長だよ。修学旅行しっかり盛り上げてね。」

本当に?と顔を見る女子。本当だよ。中学校一の元気者だもの。悪い奴はしめてやれ。自信と誇りに満ちた彼らが先生を困らせるはずはない。もう大丈夫だ。

魔法の言葉ってある。ここ一番で最大のモチベーションを発揮させる言葉。心を扱う私たちはそういう言葉の遣い方をすることもある。口でなんか、なんとでも言える。確かにそうだが、その言葉が人を生かしも殺しもする。

魔法の言葉は自信と誇りを生む。逆に呪いとなる言葉もある。それは親が子どもに言ってしまいがちな「お前はだめだ」。親に保証されただめな奴は、かならずだめな行いをする。自らを追い込んでいく。

「あなたならできる」「おまえはだめだ」・・・言葉で人の一生を左右するということ、忘れないで。ただし魔法の言葉は本気で言うこと。信じること。その願いこそが魔法なんだから。

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