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「甘え」と「甘やかし」

Ericson 昨日の講演でやはり「エリクソンの段階的発達」をもっと知りたいというリクエストが出ていた。スライドを探して乳幼児以外の部分が書いてある表を投影している写真が残っていた。

Photo 現場で支援・相談活動をしていて、様々な心理学的根拠を使うが、一番重要なのは、エリクソンとマズローではないかと度々思う。

今朝家事をしてから、どうしても朝食の必要な子のお弁当を作っていて、「甘やかすからいけない」と言う反論者の意見を、なぜ自分が取り入れないかを考えていたが、やはりエリクソンの表に突き当たる。昨日の講演でも「甘え」と「甘やかし」の違いを尋ねられたが、見る人によって違うということも事実だ。与える者が与える相手のためにすることと、与える者が自分のためにすることの違いがある。生きていくために必要な心のケアとして、甘えさせてあげることと、面倒だからいいなりになることの違いだ。自信をもってこの判断をしていれば、表面に見える行動が問題ではないということになる。

臨床心理学でも広く使われているエリクソンの発達段階。人はストレスによって心理的に防衛状態に陥ると「退行」という一つ前のステージに戻るシステムがある。その状態はあたかも乳幼児のようだ。心理支援では、その人がどの段階まで退行したかを見極めてそこから「心の育てなおし」をする。

私はただ世話をする。基本的信頼感を積み上げるために。言うことを聞かせたいからという目的と方法が転倒したら、絶対彼らは信頼を寄せないことを知っているから、私の言うことを聞かせたくてしているのではない。

自主性・自律性を教える教師は学校にたくさんいる。支援室は、マズローのいう、「安心・安全」の場と次の「所属の欲求」を満たせば十分だ。

私が裏切らないことが先なのだ。結果はあとからついてくる。物理的限界はある。そのなかでベストを尽くすこと・・・またそれは支援の話ではなく「私自身」の問題に返ってくる。

支援・相談という仕事は、そういう自分を見つめる仕事に他ならない。

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