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2学期に向けて

永い夏休みももう少しになった。職員室もそろそろ新学期に向けて先生たちが準備を始めている模様。模様と言うのは今年はしっかりお休みをもらっていて、ほとんど夏休みに出勤をしていないから。

もちろん前に書いたように、教員研修などで呼ばれることはあるが、事件事故の緊急対応では、この夏は一件も呼ばれなかった。これはとても良いことだ。あんまり静かなので、こちらから電話して尋ねてしまった。

気がかりな子たちも生徒指導の先生のところに茶髪を見せに来て、わざわざ叱ってもらいにくるような態度。おもしろいね。子どもって。無視されるよりは、叱られても良いから関わってほしいんだよ。(さびしいのだろうね。)

それでも支援室関係の生徒たちはいずれも静かに過ごしている様子が漏れ聞かれて嬉しかった。AKBのおっかけで秋葉原に行っていたらしいよ。先生に立替でCDお願いしてましたよ、とか、家の前みたいな公園から電話してきて、「動けない。迎えに来て」と言ってきたので、顔見がてら行ってきました、とか報告してもらうと、「ああ、幸せな生徒たちだなあ」と改めてその学校の先生の温かさをかみしる。

もっとも大きな事件がないから、先生方も余裕があるということかも知れないけれど。

窓ガラス割られたり、先生の車を傷つけたり、しょっちゅうもみあいになっているような環境では先生たちも心がすさみ、それが子どもに伝わり子どもも荒れる。荒れてないこまで、荒れてしまう。

せめて先生達が笑うだけの余裕がほしいという学校だっただけに、今年の夏休みは少しゆっくりできて本当に良かった良かった。

また学校が始まるよ。SMAP支援の皆さんも、体力気力十分にお願いしますね。人を支えるには、下にもぐりこんで持ち上げるだけの、体力がまず必要ですものね。

先生にも言えるように、やっぱりにっこり微笑む心の余裕が必要。仕事がら、たいていの話を聞きながら、「それって最悪じゃないよね」と笑えるようになった。うたれ強さが資質と、「13才のハローワーク」にも書いてあったことだし。

ふぁすのスタッフから相談員も出ている。支援ボランティアばかりでなく、プロとして学校現場につながる人が増えてきて、何が一番大切かを改めて伝えたいけれど、それは、

「人を好きだ」ということ。信じられないことがあっても、先生のことも生徒のことも、対立する互いの言い分を聞いていても両方が好きでいられるポジティブなハートを持つこと。

「あなたはそう、思ったのね。」とどちらにも共感できる柔軟さと広さが一番大切。

もちろん程度と内容にもよりますがね。性的や身体の虐待なんかが発生したら、それこそ共感なんてできませんが、それでもその人をそういう行動にとらせた背景などは冷静に分析して、直接対応していくことがプロの仕事。

心優しいプロが増えてほしい。心理のプロは冷静を求められるあまり、たびたび冷たいと感じることがある。厳しくてもその裏に温かさがなければ人の心は扱えない。もちろん教師も同じ。

さあ、また始まるよ。自分の家庭をしっかり固めて、元気に出て行こう。

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