無料ブログはココログ

イベント情報

図書紹介

  • 図解でわかる心理学のすべて

« フォーラム開催! | トップページ | 天高くなりました »

支援の姿勢-自衛隊災害支援映像より-

東日本大震災から半年が経ち、本来の心のケアが重要な時期になってきたと実感しています。これまでは命の保障・衣食住の確保・安心安全などまず生活が成り立つための支援が行われてきました。

だから「私たちに何ができますか」と尋ねられても、「まず今の自分の足元を見て、今の生活をしっかりと丁寧に」と答えていました。なぜなら私にもふぁすの仲間にも、現実に心理支援を続けてきていたから、それを放り出し家族を放り出してすぐに東北へ向うのは自己満足に思えたからです。

ご主人が復旧支援に行っている間に、いっちゃんは考えて、自分の身の丈にあった「絵本を被災地に送る支援」活動を立派にやり遂げました。後方でできることを確かにやっていく、そんな夫婦愛を学ばせてもらったエピソードでしたね。

緊急予算が組まれれて臨床心理士のグループや医療・看護のチームが先行し、報告会が開かれるようになりました。心の準備のないままに突然の災害で家族を失った人々の苦しみを受け止めるには、しっかりと吐き出すための相手がいるという講演も聴きます。

日常の支援とは異なる、緊急時の支援のあり方はまた別に研究がなされていくのでしょう。私はむしろその後の慢性的な不安や喪失感の方を日ごろから扱っている仕事ですので、そろそろお手伝いができればと考えているところです。

ところで究極の緊急支援が、生存者を探し、死者を搬送する自衛隊ですが、ユーチューブでこんな映像を見つけました。感動して紹介しようと思ったのは、凄惨な現場にありながら、彼ら隊員の立ち居地や目線の暖かさ。そしてそれをしっかりとカメラに収めている写真家も素晴らしいと思います。これだけの量の写真に、その姿勢が収められているのですから、本当に日本の自衛官の資質と教育はすごいなと思います。

映像はこちら(You Tube  【ありがとう自衛隊さん!】東日本大震災 陸上自衛隊災害派遣の記録

被災者の前にかがんで、見上げる視線に気づかれることでしょう。決して被災者に精神的な屈辱を与えないよう、教育されての行動かと推察しました。

学校現場でも同じ、上から物を言ったのでは誰も心を開きません。生徒には隣に座り、職員室の先生には床にかがんで椅子に座る先生を見上げて話すようにしています。

支えると言う言葉は、下に入って持ち上げる意味。

日常の生活でも、非常時でも、それは同じです。

« フォーラム開催! | トップページ | 天高くなりました »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1019967/41923340

この記事へのトラックバック一覧です: 支援の姿勢-自衛隊災害支援映像より-:

« フォーラム開催! | トップページ | 天高くなりました »