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個別支援の力・チーム支援の力

時節柄、また震災の影響がじわじわと中学生や小学生にしのび寄っているのを感じる今日この頃。

子どもが精神系の病院にお世話になるのは、できれば避けたい。しかし全体を見て回復が早いと見込めるときは躊躇しないで勧める。早く受診して早く完治することが目的となる。

しかしやはり生活の大半を過ごす学校でこそ、教育の中で発達が促進され、障害が治癒されるべきだ。

不適応を起こす子どもの背景に、必ず家庭がある。家庭がない家庭もあったりする。調整がうまくいけば、子どもの不適応は減ることはわかりきっているが、家庭の問題にどこまで踏み込むかが難しい。

教室では一人の教師が数十人の子どもを受け持つ。家庭にひずみのある子たちが違和感を感じで自ら孤立する。それはサインなのだが、たいていはその生徒の問題にされていずらくなってしまう。

一対多の教室では限界があるから、支援室を設立して、個対個の対応をする。心理士が本人・担任・保護者らと面談を繰り返し、課題がどこにあるかを指摘して、効果的な対応方法を具体的にまとめたものが、「個別の支援計画」。誰でも支援者や教員がそれに目を通すことで、禁忌事項や奨励事項がわかるので、すぐに適切な対応ができる。

さらに見落としてはならないのが、人の社会性。個別対応といっても、個室にぽつんと放り込まれ、先生と向かい合って座っていたのでは永くもたない。別室登校薦めても活用されないのは、重すぎる個別支援体制に問題あり。

そこでSMAP支援では、チーム編成の支援員が小集団の生徒を相手する。少数対少数の関係だ。そうすると元気がでてきた子供たちは仲間になって、そこで互いに成長をはじめる。失われた「ギャングエイジ」をここで発揮する子も多い。

そうなると卒業は間近だ。新しいきっかけで大集団に戻っていくことができるようになる。

そんなイメージを大事に続けてきた、SMAP支援。

グループ対グループの力は本当に素晴らしい。医師による「恐怖症」の診断さえも覆して適応するきっかけになってしまう。あんまり専門性に走らない「家庭的」であるがゆえに、子ども達も居心地がよく、楽しくなってしまう。ここでも「程よい距離」が大切。大人が変にハラハラして見せないので、子どもは安心する。安心して冒険ができる。発達心理学の「社会的参照」の応用行動療法になっている。

震災と経済状況の悪化で、最近家族が笑ってない?笑おうよ。せめて明るい話、おばかな話しようよ。家族が暗いと、子どもは地獄です。

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