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精神疾患の親を持つ子のケアについて

SC連絡会に行ってました。SCの仕事から続いて出席したので、先ほど(22時前)帰宅。それぞれの学校勤務を終えてから、無償でこの連絡会に集まってくるSCさんたち。情報交換や研修で地域の連携を深めようと熱意のある方ばかりです。もちろん教育行政や福祉のスタッフの皆さんもそろっておいででした。

今日は三重大学の看護系教員の土田先生が、精神障害の親を持つ子供のケアの研究についてご講演くださり、学校現場の状況と照らし合わせて意見交換しました。

確かに親が精神的な疾患を持つ子供のためのケアというと、学校カウンセリングでつかんでいくしかありません。精神疾患の大人のための病院で、患者の子供のケアをと言ったら「寝ている子を起こす必要はない」と言わんばかりの態度だったということも、うなずけます。

それでは学校現場で正しく拾えているかというと、子供の家庭環境調査票に保護者の精神疾患を書く例はほとんどないと、私が発言。またSCは子供の相談から保護者の精神疾患を疑ったとしても受診を薦めることもかなり難しいのが実情。

その課題を打破して、子供たちの不安な気持ちに沿っていくためには、先生の研究の結果である、子供の立場や頑張りを認める理解者の一言、これこそ必要であるとよくわかりました。

べつに診断などいらないといえばいらないのです。現在のSMAP支援の支援室の生徒たちだって、いろいろな事情を抱えて努力していることに変わりないのですから、支援員たちは、いつも自然に

「どう?元気?」と声をかけています。それによって、自分を気にかけてくれる人がいると知り、困ったら相談できる人がいる、というだけで、たいていの悩みは解決していくようです。それ以上に大人が介入すべきことがあれば、私はいつもすぐに関わる体制を作っているので、土田先生のおっしゃる実践をしていると安心しました。

夫を失った女を未亡人、親を失った子を遺児というのに、子供を失った親の呼び名はない、というのと同じで、親の精神疾患を指す言葉もないです。自分がみんなと違うという印象持ちながらも、わからないことばかりの中で育っていく子供たちを救いたいという、土田先生の熱い気持ちにお応えできるとよいなあと感慨を持って帰宅しました。

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