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一生懸命遊びに行こう

昨日家族旅行の記事を書いたが、今朝の産経新聞で関連する記事を見つけたので紹介。以下新聞の記事全文。

「旅の思い出忘れてないよ」

親が思っている以上に、子供は旅の思い出を覚えているー。カーナビゲーションシステムを展開する富士通テンが全国の小学生の子供と親の計680人を調査したところ、旅先の思い出について、9割以上の子供が「覚えている」と回答したのに対し、半数以上の親が「子供は覚えていない」と回答したことが分かった。

旅先の思い出を「よく覚えている」と回答した子供は49.4%、「少し覚えている」と回答したのは42.1%、一方、子供が旅先の思い出を覚えていないことが「ある」と回答した親は7.4%、「時々ある」と回答した親は47.1%だった。

旅先での子供の知的好奇心の高さも明らかになった。8割近くの子供が「ドライブ先のことをもっと知りたい」と回答。行き先の地理や地名にも興味を抱いていることがわかった。

富士通テンが今年4月、インターネットで調査した。同社は「楽しいドライブは子供の知的好奇心を刺激する良いチャンスになる。」としている。

という記事。

さて、ここからなっきー的考察である。

調査法として、子供には「覚えていますか?」と質問して、親の方には「子供は忘れていますか?」と質問したのだとすると、回答結果はずれるので、多少カーナビの需要を狙った偏った調査なのかもしれない、と考慮しながらも、こう考える。

子供は自分が覚えていることを、親が期待しているように説明したりつなぎ合わせて話ができないだけで、忘れているわけではない。

適切に引き出し、つなぎ合わせる補助をすれば、子供への知的好奇心はさらに伸ばすことができる。

いつもアトリエやセミナーで話すとおり、子供の記憶力は幼児期以降飛躍的に伸びる。幼児の頃に連れ歩いた思い出を子供が覚えていないからといって、学童期以降に連れ歩かないというのは間違いであるということだ。さらに中高生になれば旅先の細かい表示展示の内容まで自分で読んで知識として蓄えていく。

さらに見てきたことを移動中に整理し話し合うことで、歴史や科学の考察が深まっていく。

旅にはいろいろあるので、時にはあまり考えないで、のんびり温泉につかるとかおいしいものを食べるという旅行があっても良いが、子供の社会的学習の場に使わないのは惜しい。一緒に出かけられるならば学校以外の学びの場を塾や部活だけでなく、家族が楽しみながらすることをお勧めしたい。大事なのは、親が知っていることを教えるよりも、知らなかったことを一緒に知ることで感動を共有することだろう。

デパートやテーマパークでお金を使って遊ぶことにも意味がないわけではない。そこでの学びもたくさんある。どんな遊びをするかと考える姿勢を親が持っているかということだ。

遊びに行くときは一生懸命遊びに行くんだ。

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