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勉強に来ています

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こんにちは。なっきーです。

予定通りに今朝は6時に家を出て京都に来ています。3連休だから混むといけないと、運転して送ってくれたロバートとドライブして着きました。すごく冷え込んでいました。途中の鈴鹿峠は雪で真っ白。本当にお彼岸?

さて発達心理の研究者が一同に介する学術学会です。なっきーは臨床発達心理士会の指定研修ともなるために、筑波大学長崎勤先生企画のラウンドテーブルを選んで聴講しました。立ち見で満員御礼となりました。

日本には平成になる前から先進アメリカの自閉症プログラムがありますが、それらを専門的に研究なさっている先生方のお話で、とても興味を引かれる身近な話題でした。

SCERTSとTEACCHという二つのプログラムで、その二つを紹介してより意識を高めたいという長崎先生の企画によって、私のようにプログラムを知らない臨床家でもそのエッセンスに触れることができてよかったです。それぞれに細やかな手順に従ってアセスメントをするわけですが、どちらも、単なる技法ではなく、生活に根ざした家族や教員との関わりの中から分析して特長や強み弱みを明確にしてより良い生活をしていってもらうためのアイデアにしていくものだという強い信念が先生方から伺えて、FISTで行っているアセスメントに同じ思いを抱いている自分は大きく自信を得た思いでした。

さらに、九州大学當眞先生は、ヴィゴツキーの流れを汲んでいる二つのアプローチについて、包括的に支援するということは、発達支援が生活文化歴史に裏付けられたものであるとおっしゃり、ふぁすの頭文字Cがカルチャーつまり文化であることを思い出して、大きくうなずいていました。

家族との関わり、文化歴史的な流れの中で育まれていく子どもの育ちを見ていこうとするアプローチに強く関心を持ちました。発達検査もじっくりと観察をすることで求められるアセスメントができると考えています。

午後は恩師、渡邉先生のラウンドテーブルを拝聴に伺いました。こちらは思春期の親子の葛藤を質問紙から分析した報告でした。

思春期の親子の葛藤は必ずしも悪いことばかりとは限らない。適度な葛藤によって子の自立が促進されるという研究もあるそうですが、あまりに親子の意見が合わないと、それが関係の悪化につながり、子どもの「自尊心」「精神衛生」には良くない影響がある場合もあるという、これまた興味深い報告を名古屋大学の田先生から伺いました。これは現在も進められている最新の研究です。

実践に携わるとつい経験則で考えてしまうので当然と思える結果ではあるのですが、冷静に客観的に調査分析するってとってもエネルギーが必要なのです。おいしい野菜を育ててくれる人がいるからおいしい料理ができるような関係なのですね。

なっきーは明日は発達検査を上手に活用してもらうための実例をポスター発表する予定です。頑張ってきます。

あ、帰り道なっきーの代わりにナビをしてくれたiphoneのグーグル子ちゃんとすっかり会話が弾んだらしいロバートは無事にお昼過ぎに家に帰れたそうです。ありがとう!

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