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『ママゼミ乳幼児編~母性~』レポート

カオルです。
今日は1学期最後のアトリエ・ママゼミ乳幼児編で「母性」をテーマに皆で勉強しました。

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 「自分の子どもを『カワイイ~!』と言っている母親に違和感を感じる。こんな自分に母性はないのかな?!」

ふとしたスタッフの一言から「母性」って何なんだ~?と企画されたのですが、このご時世、新聞やテレビで何か子ども絡みの事件が起こるたびに、「母性が欠落している!」などと騒がれることは度々あります。
 もともと人間は子を育てることに直結したホルモンを持っているそうです。特に子どもを産んで授乳することによって分泌されるという「プロラクチン」や「オキシトシン」は、母になる素地を皆持っているのではと考えさせられます。また、子育ては種の保存のための本能として遺伝子に組み込まれているのだとも言われており、そういった生物学的な説がある一方で、国や文化で異なる社会通念もあります。 日本で根強く言われる「母性神話」は、上手く子に愛情を注げないと悩む母親を追い込んでいるのでは?!確かに、自分たちのことを振り返っても「母はこうでなくては…」という思いに囚われていたところがありました。また、恵まれない家庭環境にあり、父親や母親の良いモデルを得られなかったり、親になる準備性の足りないままに子を産む現実もあります。しかしそれを原因として開き直るのではなく、周りにいる大人が疑似体験として良いモデルとなり、良いイメージをもたせるなど、社会的に学習できる機会をつくることはできます。母親へのサポートがどれだけあるかでも変わってくるのであり、やはり「母性」というのは“発達変容”できるものなのでしょう。
 
 なるほどと思ったのは、「母性」と対極にある言葉は「女性」じゃない?!という意見です。「母性」⇔「父性」と思いがちですが、「包み込む」「無条件に受け入れる」といった「母性」性と、「社会的ルールを教える」「理性的に…」などという「父性」性は一人の人間の中に存在するのであり、養育するという時にはこの2つの面がどちらも大切。その養育を拒否する感情がでるのは、母親が「母」であるよりも「女」を選んだ時…。最近多く聞かれる社会問題を考える際、ここも注目したいところかなと思います。ユングの提唱した「元型」という心理的イメージには、母親という「グレートマザー」と、女性らしさの「アニマ」がある、というところにもつながるかもしれません。
 
 育児をする中で出会う楽しさや嬉しさ、そして憎たらしいとか面倒といった負の感情、どちらもあって当たり前。そのアンビヴァレントな感情を抱えていけるように、自分自身も子と共に、母として人として一歩一歩成長できればと思います。

 「グレートマザー」は、ともすれば「包み込む」を超えて「呑み込む」側面も持っている…。
子をかわいいと思うあまり、支配していませんか?
親が思っている愛情と、子どもの求めている愛情に差はありませんか?
「母性」と「かわいいと思う気持ち」は別のものでは??…など、まだまだアトリエで深く考えたい内容が次々に出てきた、とても濃い内容のママゼミとなりました。

 乳幼児編ということで、少し自分の過去を振り返るアカデミーが続きましたが、振り返ることで今でも修正がきくんだ!というところに気付けることもありました。まだまだ「母親成長期」です!

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