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福島プロジェクトレポート2

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なっきーです。

小学校へ行くと先生たちが運動会ムード一色になっています。寒暖の差が大きくなり、体力の消耗が大きい季節。積み重ねた練習の成果がしっかり出せるよう、家庭のサポートも大事です。

なっきー家もそれぞれの家族の発達課題に振り回されています。子どもの年齢に関わらず、親がすべきことをステージに応じて一生懸命してあげること、それしかないと改めて感じる今日この頃。

夏休みの後半に行ってきた福島の記憶がかなり遠のいてしまいましたが、管野さんとFBで連絡が取れるようになり、改めてNPOとしてお付き合いできたらと願います。

写真を見ながら振り返りを続けます。

被災地への専門家派遣と言っても、多機関が連絡しあって組織が成り立っているため、適材適所に派遣できるかという課題がいつもあります。公が動くと早いですが、その場合には、配置されたものの何をしてもらうのかという戸惑いが。なかなか効果的な仕事というのはできていないようです。

これはすべて大人側の都合で動いているせいです。公で仕事をすると転勤があり、予算があって積み重ねたことが一瞬で壊れてしまう実感を持つことがあります。こだわりの仕事はNPOでしかできません。なっきーがふぁすをやっているのも、公の仕事に限界があることを知っているからです。

困っている親子がいて、それをなんとかしようという気持ちを持つ人が多いのは事実ですが、なかなか動かなかったり、ただ形だけになってしまうのは、全てそうした大人側の組織の問題なのです。いつも大人の都合だなあと情けなくなることが多いです。

今回のボランティアでは専門家としての仕事がなかったら子どもと遊べば良い、代表者の方が一番助かることをするのが臨床発達心理士だと士会で教育を受けたので、その点では肩に力を入れずに向かうことができました。

たまたまFISTでやっているようなケースが舞い込んできて、テンションあがりましたが、三日のうちの半分はだらだらと子どもと遊んだり施設のお掃除おばさんになっていました。そしてそれがベストなあり方と考えていました。

その場で求められることをする。これはファシリテーションの基本です。必要とあればもちろん専門的なコンサルテーションや検査もしますが、雑用をする人手がなければすれば良いのです。

一方、自分の優越感や達成感を満たすためにやってくるボランティアを「迷惑ボランティア」として士会では厳しく戒めています。東北旅行の交通費をもらって学童保育を利用するのでは子どものためにはならないと断じているわけですが、それでも良いから人手が欲しいという現地の願いを垣間見たりして、こちらでも大人同士の対話が大切だと実感しました。

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地震や津波は確かに恐ろしいことですが、それは日本に住んでいると仕方がないという意識を日本人は皆持っているようです。相馬でも400名の方々が津波の犠牲者となっているそうですが、3年経つと町並みは取り戻され、人々は生活をしています。

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しかし、相馬から40キロの原発がもたらした罪は消えることがありません。避難している人もしていない人も、それぞれが生活と健康の不安を抱えて今日も生活しているのです。

先の見えない不安がどれほど人を追い込むか。今年度になって被災者の自死が増えているという報道を聞いて福島へ行かなければと思い立ったのが今回の活動の直接のきっかけなのです。ストレスに対して、急性期には誰もが自衛本能に基づいて行動をとりますが、それが過ぎてから本当のトラウマが身体症状や精神に現れて人をさいなむことを、これまでのカウンセリングでも実に多く見てきたので、3年目以降がココロの専門家の正念場と覚悟をしてきたのです。

テレビの向こうの話だと3年はもう遠い過去。それに流されてはいけないと現地へ行ってきた結果は、やはり想像の通りでした。

今必要なことは、現状を変えることは難しいけれど、希望となるネタを提供することではないかと考えています。

NPO代表同志として、キャンプや遊びの話ができたらいいなあと思います。福島の子たちに三重の川で遊んだり伊勢神宮にお参りしてもらえたら楽しいなと夢を描きながら帰ってきたので、そういう「夢」こそが変えられない現実を変えていくきっかけになると信じます。

常に願いや祈りがあります。祈ってるだけでは何も起きませんが祈りに従って行動すれば変化が訪れます。

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