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教材開発?

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なっきーです。

読み書きの困難は、脳神経ネットワークのどこかに軽微な遅れが元で学校の文字を使った学習が始まると明らかになってくる「学習症」の一種ですが、いまだに「病気」と思い込んで治療によって治すものと誤解されていることが多いように感じます。

愛着障害などの社会性の困難や、読み書き障害などの学習症などは、二次障害として暴言暴力が出たり、妄想や不安が高くなって周りが本人になんらかの投薬治療が必要であれば医療的分野になりますが、文字が覚えられないという状態の子はお医者さんではどうにも治せません。お薬を飲めば確かに抜群に集中力が上がるということもありますが、そもそも形状が見分けられないような子どもの場合、いくら薬を飲んでも、特訓してもできるようになるわけではないのです。

ではそういう子は一生文字を覚えられないのでしょうか。

どういう形状がどう見えてしまっているのか、どこで分別できなくなっているのか、文字を作る前の形状認識と記憶の力を検査するのが、ふぁすでやっている視知覚と音韻聴覚の検査です。読み書きの困難を神経ネットワークや発達の視点から分析して、苦手なところをトレーニングするプログラムを作り、学校や家庭に提案することがFISTの仕事で増えてきています。

今は形を覚えるトレーニングのプログラムを教材と共に開発中。

学校に持って行って、先生に特別支援の授業の中で使ってもらい、段階的にドリル学習につなげて行ってもらうための特別な教材です。と言っても、素材は「割り箸」

大阪医科大LDセンターの奥村先生の研修を受けた際に、「身近な物でやりましょう」と先生が既成のおもちゃなどを改造して教材として紹介されているのを見たわれわれは、高額な書籍や器具に頼らなくてもできることはある、要は知識と創意工夫と心得て現在に至ります。

もちろん、優れた知育玩具もたくさん販売されているので、それらも併せて紹介をするのですが、身近な物で楽しんで学習できるのは更に素敵ではないですか。

トレーナーの方もユーモアたっぷりに教えて頂けるといいなあと願います。笑い転げながら子どもの力が伸びていくことがこうした教材の理想なんです。

ただやりっぱなしではなく、どれくらい能力が伸びたかを「再評価」する厳しさは求められます。評価は、子どもを評価するのではなく、どれくらい上手に教えられたかという評価ですよね。勘違いないよう。

仕事もこのように楽しくやりたいと思います。

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