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コラムから

ながらくご無沙汰しています。

新しいふぁすになりました。やっと形が見えてきたところで、これから整理をしてオフィシャルサイトも整備していきます。
ふぁすブログも新生ふぁすの活動をレポートしたり、代表なっきーの公的なコメントを続けて行きたいと思っています。
準備が整うまで、春休みを中心に動いていた、心理士の仕事の上でお伝えできることをあげて行きますね。
以下のコラムは、臨床発達心理士会埼玉支部から依頼されて寄稿したコラムです。年度末のニュースレターに掲載されたようです。
ご紹介します。

埼玉支部の皆様こんにちは。私はシベリアからの雲が琵琶湖を抜けて鈴鹿山脈に雪を降らせる三重県鈴鹿市に住んでいます。そんな離れた所から今年度所沢の遊びの広場の活動に参加させていただきました。

震災から3年以上が経過し、見た目の復興は進みましたが、見えない心のケアはどうでしょう。震災直後には「まず日々の生活をしっかりすること」と地元の仲間を励ました自分ですが、最近命を縮めている被災者がみえるという報道を聞いて、本当の心理職の仕事が始まると心を決めての参加でした。地元では既にテレビの向こうのどこかの話になっていることに胸を痛めていたからです。

6月の活動は、避難住民の補償についての専門家相談会中の保育ということで、坂本先生の下の学生さんや先生方が手際よく子どもたちを迎え入れていました。そこで感じたのは、一様に「相当な我慢をしている子」の印象。一般に見かける状態としては、下の子が生まれて間もない赤ちゃん返りのような表情の子ばかりということでした。生活の環境はすでに改善されて衣食住に不自由はないということでしたが、故郷に帰るのか、埼玉に定住するのか、保護者たちが現実的で重要な問題に頭を痛めていると伺い、子ども達は例え短い間でも思い切り発散できればいいなあと感じました。

集中力がないと心配される子はよく観察すると斜視がありました。視機能に課題があれば細かい作業が困難なことも説明がつきます。子どもの気がかりに沿う余裕がない保護者のつらさもわかります。地に足のついた具体的な支援を更に進めていかなければと切実に感じました。親がつらい時は、代わりに誰かが遊べば良いじゃないですか。一緒に悩むだけが支援ではないと悟りました。

どろんこや水浸しで遊んでくれるお兄さんお姉さんの記憶は、必ず子ども達の記憶に残っているでしょう。私もまたぜひお手伝いさせて下さい。ありがとうございました。

 

終わり

 

 

 

平成2724

東海支部

米田奈緒子

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